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February 22, 2007
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カテゴリ:京都・奈良

ご無沙汰しております。鎌倉を訪問してから早いもので2週間経とうとしています。しかし、まだ奈良の旅のエピソードをまだ書き終わえていませんしょんぼり。ということで、鎌倉の旅のお話はもう少し先に書く予定です。ということで、今日は素晴らしい景観を誇る奈良のお寺をご紹介します。

郡山城からバスに乗り『慈光院』にやってきました。まず、慈光院に来て一番最初に感銘を受けたのは『茨木城楼門』でした。茨木城は奈良から遠~く離れた大阪府茨木市にありました。残念な事に茨木城は徳川家康の一国一城令により取り壊されてしまいましたが、その中の楼門だけはこのお寺に移築され、茨木城の唯一の遺品が遠くはなれた奈良で見る事ができます。
茨木城楼門.jpg

今の茨木城跡には茨木小学校が建っております。おもしろい事に、この小学校に茨木城楼門が復元されました。確かに、『慈光院の茅葺の楼門』と『小学校の瓦屋根の楼門』を比較してみると、ホントに良く似ている。茨木小学校の楼門はこちら右矢印http://www.wind.sannet.ne.jp/settunokami/koujyouki_kinki_ibaraki.htm

玄関で拝観料を払って中に入ると、いかにも和室にふさわしい風格を感じることができます。廊下の中央付近には小さな仏様が安置されていて、1本のお線香から心安らぐ香りが廊下一帯に漂っていました。このお寺には茶室がいくつか造られていて、各茶室ごとに異なった風情を楽しむ事ができるよう配慮されていました。このような活け花や、炭火の温まった火鉢も見ているだけで心が和みますねハート(手書き)
茶室.jpg火鉢.jpg

しばらくすると、美しいお庭の見える茶室へ通され、ここで抹茶をいただくことにしました。すると、茶室にはご住職さんが先客の方とお話をされていました。僕もご住職のお話を聞きながら、お庭を眺めつつ抹茶を頂くことにしました。
南庭園.jpg

お庭には横幅5 mぐらいはあると思われる巨大な『さつき』の丸い刈り込み(写真右側)と、様々な木々(クチナシ、カナメ、ツツジ、サツキ、ツバキ、カシなど)の刈り込みが見渡せます。ご住職のお話によると、ただ漠然と木を植えたのではなく、周囲の風景、景観と調和するようにこれらの植物を植えて、そして手入れをしているそうです。

さて、上の写真をご覧になって、この茶室の天井と鴨居が低くなっていることに気付かれましたでしょうか?実はこれにはちゃんとした理由があります。茶室では立って庭を眺めるのではなくて、座敷に座って庭の景観を楽しむものですね。ですから、座敷に座ったときに最も美しく庭が見れるように、わざと天井と鴨居を低く設計してあるそうです。
書院2.jpg

さて、ここのご住職さんですが、茶道のお話がお好きのようです。お茶の心、茶道の歴史と文化などいろんな話題をお話してくださいました。先客の方(おそらく茶道を習われている方だと思いますが…)の質問にも、的確にお答えになっていました。すべてのお話が興味深く、茶道に無縁だった僕が、茶道に興味を持ち始めた一時でした。是非、茶道を習われている方、興味がある方はここのご住職さんとお話されてみてはいかがでしょうか?ただし、話し出したら1~2時間ぐらい話が止まらないので、ご注意を…(笑)。先客の方のお話によると、このご住職さん、茶室に座ってお客さんが来るのを待っていらっしゃるそうですよ(笑)。
書院.jpg

さて、慈光院はお寺と言うよりも、日本庭園の素晴らしい茶室と言うべきですね。と言うのも、元々は片桐石州(茶人)によって境内全体が1つの茶席の風情となるように造られていていますから。拝観料が1000円で少し高いのは、抹茶とお菓子がセットになっているからです。ご住職さんのお言葉で印象に残っているのは、『最高のおもてなしは、お客様に一番良い茶室にご案内し、お庭を眺めながら抹茶を味わってもらうこと。』です。確かに、抹茶を飲みながらお庭を眺めていると、景色だけでなく、そよ風の心地よさまで感じることができます。

仕事などで疲れたときは、このお寺に足を運びたいですね。もちろん、ご住職さんとお話を楽しみながら…

プレゼントおみやげ
『石州麺』 江戸時代にはそうめんを作る時、そうめんに油を塗らずに造っていたそうです。その製法を元に再現されたのが、石州麺です。どんなそうめんなのか興味がありますね。僕の意見としては、抹茶と一緒に出されたお菓子が美味しかったので、そっちもお土産としてオススメです。

葉慈光院葉
住所:奈良県 大和郡山市 小泉町 865番地
電話:0743-53-3004
ホームページ:http://www1.kcn.ne.jp/~jikoin/






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Last updated  February 22, 2007 09:03:06 PM
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おはようございます♪   coco.A さん
おしゃれな茶室ですねぇ。
インテリア雑誌に載ってそうな感じがしました^^
美と生活の調和にとことんこだわってって、日本人って素敵ですね。

お客さんを待っているご住職さん、かわいいですね♪ (February 23, 2007 08:25:08 AM)

Re:境内全体が茶室の風景 慈光院(02/22)   pinkピーナッツ さん
火鉢の茶室がいいな~。

それから、お庭を眺めながらいただくお抹茶とお菓子は格別でしょうね。

やはり、こおゆう所はひとりでこころ静かに訪れたいものです。

静寂と景色、自己との対話を楽しみながら…ぷぷ。
あ、住職さんいたのね~(∀ ̄;)(; ̄∀) (February 23, 2007 03:54:56 PM)

Re:おはようございます♪(02/22)   ぽんすけ☆三 さん
coco.Aさん
こんばんは。このお寺はどこから眺めても美しく、そして素晴らしかったです。細かなところまで和の美を取り入れられていて、感動の連続でしたよ。ご住職さん自身も茶道の達人であることは間違いないでしょう。和の芸に優れた人は、和の美にとことんこだわるんでしょうね。
ご住職さんの京都弁(だと思います)もなかなか味があってよかったですよ。 (February 23, 2007 10:00:54 PM)

Re[1]:境内全体が茶室の風景 慈光院(02/22)   ぽんすけ☆三 さん
pinkピーナッツさん
僕が訪問したときは、お客さんが6名いらっしゃっただけです。少し小さめのお寺ですので、6名のお客さんですら、大勢に感じられてしまいます。
このお庭に下りて散歩をすることができますよ。茅葺の書院を眺めながら、そして小高い丘から見下ろす小泉町の街並みを望みながら一時を過ごしていました。
あまり観光寺院として知られていないので、お客さんが少なくてのんびりと過ごせますよ。
ピーナッツさんのお家から近いので、癒されに行ってくださいね。
(February 23, 2007 10:05:24 PM)


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