|
カテゴリ:黒い森&アルザス
フライブルクの東側に位置する小高い丘の上に、ベルク城(Schlossberg)が1091年に築かれました。これがフライブルクの町の歴史の始まりで、それ以降、町はどんどん拡大していきました。最も大きな発展を遂げたのは、銀脈の発見。町は銀の採掘によって一気に豊かな都市へと発展したそうです。
今は亡きSchlossbergの外観 photo: official site 今ではその古城の姿を見る事はできませんが、丘の上にある城跡からはフライブルクの市内が一望できるというので、行ってみることにしました。徒歩で城跡まで行けるのですが、疲労と灼熱の太陽に参ってしまったので、ケーブルカーに運んでもらうことにしました。 木造の展望台 ケーブルカーに乗ってワープ(←死語) 約数分の乗車でケーブルカーはレストラン脇にある停留所に到着。楽ができたぞと喜んだのも束の間、ケーブルカーは丘の中腹までしか走っていないことに気付きました。ということは、山頂へと続く残りの道のりは、自力に頼るしかないということです。中途半端なところで降ろすのではなく、山頂まで開通したらいいのに! このようなわけで、ヒぃーヒぃー言いながら、森林に囲まれた急な坂道をどんどん登って行きました。山頂に着いた時は、汗で衣服がビショビショに・・・。そして、さらに山頂にある展望台に登ることにしました。 すると、驚いたことに、フライパンの上で焼いた豚肉に、塩辛いマッシュルームのソースがかかっているものが出てきた!? 「注文と違ったものが出てきたぞ」とぽんカノに訴えると、間違っていないよと言う返事がかえってきました。ぽんカノの説明によると、シュニッツェルとは、衣付きのいわゆるとんかつ風の料理と、衣なしの豚のステーキ料理の2種類あるそうです。ポイントは、肉をハンマーで叩いて薄べったくした物をシュニッツェルと呼ぶそうです。なるほど、勉強になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[黒い森&アルザス] カテゴリの最新記事
|