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テーマ:同居は嫌ですか?(1148)
カテゴリ:国際結婚・国際同居の生活
マムのしゃべりが年々、ひどくなってきている。
しゃべりがひどい上に、耳が遠くなってきているので 人が何か言おうとしているのに、かぶせられて 会話にならない。 夫は耳が聞こえるくせに、自分が話したいから 人が何が言おうとしているのに、かぶせてきて 会話にならない。 台所で言いたいことを言おうとしていたのだけれど かぶせられた。 何度も何度も二人からかぶせられて、 4回目で言うのをあきらめた。 言おうとしていることをいえなかったのではない。 最初のセンテンスを数秒話ているのに その上からかぶせられたから 同じセンテンスを4回も5回も私は言っていた。 「もうええわ。」 言うのを諦めたら、夫が 「何を言おうとしていたのか?」 と聞くから、 「もういい。話す気が失せた。」 というと、懇願してきた。 お願いだから、話して。と。 「いいよ、興味なんでしょ?別に聞きたくないんじゃない? 話したいんでしょ?話せば。聞くから。」 彼らを変えるつもりはない。 彼らは変わらないから。特にマム。 部屋に戻ってブログを書いていたら夫が部屋に入ってきた。 ああいうときには 「私が話そうとしているんだから、聞いてよ!」 って私がいうべきなのだという。 そういう主張をするべきなのだと夫が言った。 日本の文化だったら、ただのわがままなビッチみたいじゃない。 そんなことするかよ。 「じゃぁどうするのか?」 と夫が聞いた。 「もうしゃべらない。聞き役に回る」 そんなことをするから、ストレスがたまって そのストレスが全部、僕にくるんだよ。 と、夫がとても迷惑そうにした。 言葉を話せなくても、生活はできる。 英語がほとんど話せなかったとき 必要最低限のコミュニケーション能力で 生きていくことができた。 自分の考えや思いを伝えられないことは アイデンディティーの表現に欠落するけれど 今日のような、聞いてもらえないストレスを感じることはなかった。 仕事場では、必要な情報と少しの社交辞令的会話で一日を乗り切る。 一度に2本の電話が、自分宛にかかってきて どの電話にどの患者さんのどの用事について問い合わせるのか答えるのか 飛びまくったインフォメーションを寄せ集めて 次にどの患者さんの部屋に行き、どの抗生物質を点滴につなげるのか 考えながら動いている。 もうほんとうに、この家で物を言うのが嫌になった。 私のわがままなのかもしれないが ほんとに嫌になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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