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テーマ:同居は嫌ですか?(1145)
カテゴリ:国際結婚・国際同居の生活
12月3日から、義弟家族が来ている。
8人の子供のうち、上から二人は高校生で学校が休めないので今回は来ていない。 3番目から6人とジョン(義弟)の7人が一週間の旅程で来た。 今回、彼らが来た理由はダディーがどんどん悪くなっているから 今こられるうちに来ておけと、夫が電話をしたから。 そして、ベイビーナナミが誕生したからそのお披露目もかねて。 来たのは計7人で、金曜日から義兄と子供二人も追加した。 現在10人プラス、ジジババ。 私たちがこの新しいアパートに別居してなければ 義弟家族が泊まる所はなかっただろうということが実証され ジジババから離れて別居を始めてから私の心の中にちょっと残っていた 罪悪感みたいなものが、完全ではないけれどまた少し晴れた。 ババは孫がそろって喜んでいる。 でも、いちばんかわいいのはナナミみたいで 即興歌の歌詞にはいつも 「♪私の一番かわいい孫~ ナナミが一番~♪」 みたいな、贔屓なうたを他の孫たちの前で平気で歌っている。 ババはジジの世話があるし ジョンは下は3歳から上13歳までの6人の子供を退屈させないように 毎日公園やらビーチやらハイキングやらに連れて行って大変だから 私は自分の得意分野の料理でできるだけのことをしようと思い 2日目、3日目の食事をナナミをババと13歳のメラに頼んで作った。 私がナナミをたのむとババは大喜びでナナミを抱いてくれるけれど なかなか返してくれないから困る。 泣き始めて、ババでは泣き止まなくなったときだけしか諦めないから困る。 昨日なんて、ババの友人夫婦が夕食時にやってきて ナナミをつれてそろそろ帰ろうとババにナナミを連れて行くといったら 冗談なんだろうけど、拒否した。 「いやよ。まだちょっとしか抱っこしてないじゃない!」 と。 そして、ババの友人夫婦に作った焼きそばとスープ 味見がしたいからちょっと盛ってあげてと、使われた。 ババの友人は、焼きそばがおいしかったらしく 味見どころか、大盛りのおかわりまでした。 スープも小さいカップでちょっとだけ、味見程度に入れてあげたら もちろん、おかわりしていた。 まだ、ジョンと夫とクリス(義兄)3人の子供たちが食べなければならないのに 皿の焼きそばは二人分ぐらいしかなくなってしまった。 アメリカ人って、食事時に平気でやってきて 味見とかいいながら、ずうずうしく大盛り食べて その家の人が食べる分を平気で食い尽し、遠慮するというセンスはない。 こういう豚みたいにがつがつしたところは私は大嫌いだ。 友人が来ていなくても、ババがナナミを抱いていると 否応なしにジジの世話に使われるから これがいやなのでもうあちらでは食事を作っても一緒に食べないことにした。 料理ができたらこっちにナナミをつれて帰ってくることにした。 「ナナミを抱っこしてあげるからあなた、食べなさい。」 って言うから、お言葉に甘えても 食べ終わってもナナミは返してくれず そのままジジを食べるのを世話して 小さい子供たちの食べる分を用意したり 飲み物を用意したり 片づけまでさせられるのだからたまったもんじゃない。 カレーやら、パスタやら、焼きそばやら、30分ちょっとでできるし ババだったらすごい時間がかかるしその上、台所はめちゃくちゃになるから それだったら、作るくらいやってやってもいいじゃないかと そう思って今日もランチにハムとチーズのサンドイッチを13人分(義兄も来ているので) 大量生産して、私は乳腺炎になりたくないからと、さっさとこっちに帰ってきた。 私があちらで夕食を食べなくなっても、日本人みたいに 「なんでこっちで食べないんだろう?私がなにかやったのかしら?」 なんて、ウジウジと気にして考えることもないのがアメリカ人。 はっきりといわなければ、相手が思っていることなんて 推測しようとも思わないらしいから。 やりやすいといえばやりやすいけれど、こういう人たちと暮らしていると 日本人の独特の言わずに伝える文化の中でやっていくことは もう絶対にできないだろうと実感する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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