陽☆男の子&女の子の名前に人気の名付け漢字「陽」・・・明るさと温かさの象徴☆
【陽】音読み:ヨウ(ヤウ:旧仮名遣い)訓読み:***(常用外:ひ・ひなた・)《人名・名乗り例》あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・なか・はる・はれ・ひ・ひなた・や《分類》形声文字《画数》12画(17画:一部流派)【字義】コザト偏「阜」と音を表す「易(ヨウ・ヤン=yang)とが一つになって成り立ったものが「陽」。「易(ヨウ)」は、日が上がることを意味し、コザト偏は丘とか丘状のものを意味することから、山の日が当たる部分=南斜面を意味する。◎多くの漢和辞典や漢字辞典では、陽の字義をこのように解説してありますが、本来の字義とはズレているように思います。「陽」という漢字は、恒久的かつ可変的なものを表していると考えているのですが、詳細については[画数別分類編]に書いておりますので、そちらを参考にして下さい。◎「陽」は、『たまひよ2006年名前ランキング(ベネッセコーポレーション)』の「漢字ランキング100」部門では、男の子の名前で9位、女の子の名前で18位に位置しています。「優」や「真」という漢字と同様に、男の子の名前にも女の子の名前にも共通して人気のある名前なんですね。そして、常用漢字としての「陽」の読みは、音読みの「ヨウ」のみで、訓読みはありません。しかし、人名としての読み(名乗り)には、・あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・なか・はる・はれ・ひ・ひなた・や・・・など、10種類以上の読みがあります。◎この中で、「陽菜(はるな)ちゃん」や「陽翔(はると)くん」などで使われている「はる」が、近年人気の読み(名乗り)といえるでしょう。それ以外だと、「あきら」や「ひ」などがポピュラーです。この字は、降りそそぐ陽光や温かさをイメージさせる強さを持つ字ですから、当て字的な使い方には向かない漢字ですね。◎それと、この字は音読みの「ヨウ」を使っても硬さを感じさせない字ですから、女の子の名付けにも向いています。男女を問わず人気がある名付け漢字というのも、こういったところが理由になっているんですね。また、いろんな字と組み合わせることができるのも、この字の利点です。その中でも、この字と特に相性の良い漢字が、いくつかあります。ここで一つひとつをリストアップすることはできませんが、他の漢字と組み合わせていくうちに、「あっ、これか!」という字にめぐり会うことができるでしょう。・・・ヒントは、三姉妹ブログの「陽」の記事の中にあります。☆このブログは、「ブログランキング」に参加しています。よろしければ、応援クリックをお願いします。 ・・・最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。《再見!》