干支☆楽天ブログのタグ・・・ピックアップ解説の補足「干支」
◆楽天ブログの管理ページが、本日よりリニューアルされています。当然のことながら、管理ページですから楽天ブロガーしか閲覧できないのですが、その中のタグページ内に“ピックアップ解説”という欄あり、「干支(えと)」の解説がされていました。その内容に間違いはないのですが、読む側がカン違いしてしまう可能性もありまして、補足的な説明をしておきます。◆まず、記事をご存じない方のために、“ピックアップ解説”の内容を以下に引用しておきます。********引用開始***********(2006.1.18 9:30確認)「干支」って何?中国から始まった干支。陰陽五行説などとも結びついて占いにも使われるようになっています。干支を時計と同じように丸く配置してみてください。自分の干支の7つ先の干支が「向かい干支」です。つまり真向かいにあたる干支のことをいいます。自分の干支とは正反対の性質をもってる守り干支とも呼ばれ、人間同士の相性も、この干支の人とはとても良い、と言われています。「子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(いのしし)」 あなたに合う干支の人は回りにいるかな?********引用終わり**********◆上記の解説では、「干支」を十二支として説明してあります。世間一般としても、同様に考えられていることが多いのですが、辞典にも載っている、「干支」の正確な解釈は以下のものです。◆今年は「丁亥(ひのと・い)」の年ですが、この「丁(ひのと)」と「亥(い:いのしし)」を合わせたものが干支(えと)です。「丁」が干で、「亥」が支にあたるのです。干は十干とも称され、01.甲:コウ・きのえ02.乙:オツ・きのと03.丙:ヘイ・ひのえ04.丁:テイ・ひのと05.戊:ボ ・つちのえ06.己:キ ・つちのと07.庚:コウ・かのえ08.辛:シン・かのと09.壬:ジン・みずのえ10.癸:キ ・みずのと・・・以上10種類で構成されています。◆干に対して、支は十二支とも呼ばれます。十二支には、ご存知のように01.子(シ)・・・・・・ね:鼠02.丑(チュウ)・・うし:牛03.寅(イン)・・・・とら:虎04.卯(ボウ)・・・・う:うさぎ05.辰(シン)・・・・たつ:龍06.巳(シ)・・・・・み:蛇07.午(ゴ)・・・・・うま:馬08.未(ミ)・・・・・ひつじ:羊09.申(シン)・・・・さる:猿10.酉(ユウ)・・・・とり:鶏11.戌(ジュツ)・・・いぬ:犬12.亥(ガイ)・・・・い:亥・・・以上12種類があります。日本では、この十二支を“干支(えと)”として呼ぶことが一般化している面もあるのですが、本来は干と支とを組み合わせたものを指します。◆干と支は、それぞれが陰陽に別れており、陽の干と陽の支、陰の干と陰の支を組み合わせた60個の干支を「六十干支」と呼びます。その中の一つが今年の干支である「丁亥」で、60個の内の24番目の組み合わせです。今年生まれた人が61歳を迎える年に、「丁亥」が再び巡ってきます。生まれた年と同じ「干支」が、再び回ってきたことを祝福する意味で、還暦(満60歳)を祝う風習があります。◆次に、引用の中に「守り干支」というものが出ていますが、この相性は迷信のようなもので、何ら根拠はありません。事実、六歳違いのカップルの相性が特別良いこともありませんし、離婚率が低いということもありません。ですから、そういう話もある・・・という程度に受け止めて下さい。◆占いをやっていると、根拠の無い“良い相性”とか、迷信染みた言伝えと占いとの境界が曖昧であることに気が付くのですが・・・気付かない占い師もいますけど・・・普通の人には分からないデマも少なくありません。それでも、他人から物知り顔で聞かされたら、不安になったり気にしたりするのが人情です。インターネットでは、そういったデマが結構飛び交っていたりしますので、注意したいものです。どういう風に注意するのかというと、信頼できる人に聞くとか、インターネットで検索して、より多くの情報に接して判断することもできますよね。◆占いの世界にもというか、占いの世界は特別にというか、デマというべきものが結構あります。そして、それを利用して金儲けをする輩も少なくありません。しかし、デマが多いからといって、100%ウソということでもありません。占い師である私自身、占いそのものに懐疑的な気持ちを持っていました。姓名判断も他の占いと同様に、疑いを持ちながら学びました。しかし、いろんな情報を検証することによって、デマの向こう側が見えてきます。そういう意味では、他のジャンルを学ぶ場合も同じですが、要は本質を見極めようとする意志と努力を続けることが大切だと思います。◆一般人が書いたブログ記事ならともかく、“ピックアップ解説”は楽天さんのコンテンツですから、間に受けてしまうかたも多いだろうということで、補足説明として描いてみました。補足というよりも、蛇足な記事ですみません。☆このブログは、「ブログランキング」に参加しています。よろしければ、応援クリックをお願いします。 ・・・最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。《再見!》