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カテゴリ:介護・看護・医療
マジでヤバいでっせ、これは!(-。-;)
しかし、日本が手助けしたら、反対に難癖付けて来そうやし・・・・、 国交断絶して、放置やな!!!!( ̄▽ ̄;) 『隣国の韓国で、MERS(マーズ)がパンデミックに発展しつつある。今年5月中旬にソウルで初の感染者が確認されてから20日余りで、MERSは急速に広がっている。6月15日現在、韓国の保健福祉部は、MERSの感染が確認されたのは145人(うち死者15人)と報告している。この深刻な事態にパク・クネ大統領は、予定していた米国訪問の延期を決めた。 ■MERSは新型呼吸器感染症の1つ MERSは正式な病名を中東呼吸器症候群(MERS:Middle East Respiratory Syndrome)といい、2012年に初めて確認されたウイルス性の呼吸器感染症だ。「MERSコロナウイルス」に感染することで発症する。2003年に世界的に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS:サーズ)もコロナウイルスが原因だが、両者は異なる疾患である。 2012年、サウジアラビアを中心とする中東地域に大流行したことがMERSの名の由来となった。このときは感染者635名(うち193名死亡)と報告されている。死亡率30%を超える重篤な感染症であるため、厚生労働省は今年1月にMERSを2類感染症に指定した。このためすべての患者の発生について保健所に届出を行うことが、全医師に義務づけられている。 今回の韓国での流行においても、最初の感染者は中東(バーレーン)に滞在し、帰国後に発症したと報じられている。中国や香港など周辺国への広がりも見せ始めた。海を隔てているとはいえ、隣国である日本への感染拡大に対して厚労省は警戒を高めている。 ■風邪と似た初期症状 主な初期症状は、発熱、せき、息切れなどで、風邪と類似している。すべての症例ではないが、ときに消化器症状を伴うことも知られている。体温が38℃以上あり呼吸器症状が現れた場合、流行地域に渡航や滞在した人ならびにこのような人と接触した人は、直ちに最寄りの病院を受診する必要がある。 特に高齢者や、糖尿病、慢性肺疾患、低免疫機能(抗癌剤使用者など)など基礎疾患のある人は、MERSが重篤化する傾向が知られている。重篤化した場合、肺炎や呼吸不全を起こし、人工呼吸器や集中治療室での管理が必要になる。 ■報告される2次感染 MERSの感染様式は未だ不明な点が多く、全容が明らかになってはいない。現在明らかになっているのは、中東で多い家畜のヒトコブラクダがMERSコロナウイルスを保有して、人への動物感染源である可能性が報告されていることである。人から人への感染は、患者の咳を浴びるなどの濃厚な接触によって成立することが示唆されており、軽度な接触では感染しないとされている。 これまでMERSの流行は中東地域に限局されており、中東以外の地域でのMERS発症者もそのほとんどが中東で感染したことが判明している。中東以外の地域では、人から人への2次感染がほとんど見られなかった。しかし、今回の韓国では、明らかに人から人への2次感染が拡大している。これまで知られていた感染性を超えたMERSコロナウイルスの出現も否定できず、より一層の警戒が必要である。 ■診断はウイルス遺伝子が決め手 MERS診断に際しては、前述の疑いのある患者に対して、喀痰などを採取する。その中のMERSコロナウイルスの遺伝子の有無が、診断の決め手となる。 厚労省の指針では、MERS診断のための検査は2回実施される。最初の検査は各都道府県の定められた衛生検査所で行い、そこで陽性となった場合、国立感染症研究所において再検査を行う。再び陽性の場合をMERS患者と確定するのである。 ■未だない専門的治療 MERSコロナウイルスに対するワクチンや専門的な治療法は未だない。治療は対症療法となる。患者の状態を見ながら、発熱に対して抗炎症剤、脱水に対して輸液、呼吸器症状に対して人工呼吸、2次感染症やその予防のための抗生物質の投与などが行われる。 前述のように、高齢者や基礎疾患を抱える患者の場合は症状が急速に重篤化しやすい。そのため、集中治療室での監視など慎重な対応が必要である。 ■国家を超えた対応が必要 MERSの死亡率が高い理由には、原因ウイルスに専門的な治療がないことが挙げられる。本ウイルスが確認されてからわずか3年程度であり、医薬品やワクチンの開発にはまだまだ時間を要する状況である。加えて、患者数が少ないMERSは、製薬会社にとって収益が見込めないビジネスインパクトの低い疾患でもある。 しかし、MERSといいSARSといい、今世紀になってから出現した2種の新型コロナウイルスはその脅威を不気味に増している。本格的なコロナウイルスの研究や治療薬の開発が必要であり、国家を超えた研究やグローバル製薬企業の積極的な対応がコロナウイルスのパンデミック防止のためには必要であろう。 ■流行地域に行かないことが予防の第一 MERSに限ったことではないが、感染地域への渡航は極力避けるべきである。MERSは呼吸器感染症のため、咳による飛沫感染に気をつけねばならない。万一、流行地域に行くときには、マスクを着用し、人込みを避けるなどの注意が必要だ。ホテルなどでも、患者が宿泊している場合には空調を介してウイルスが飛散する恐れがあるので、マスクは可能な限り着用している方が良い。 当然のことながら、手指を清潔に保つための手洗いや消毒、外出から戻った際のうがいの奨励など、日常的な衛生活動は日本にいる場合も怠ってはならない。 ■新興感染症は人畜共通感染症 MERSの起源はヤマコウモリではないかといわれている。近年世界的な流行が問題になっているSARS、エボラ出血熱、鳥型インフルエンザなど新興感染症のほとんどが人畜共通感染症である。 これらの疾患はもともと動物の病気であり、人とは隔絶されていた。今日の新興感染症の原因は、人が動物の生活領域にまで進出したことにあるのではないかという説が有力である。それまで接触しなかった動物に接触する機会が増えたことで、人への感染が広がったとするものだ。 今世紀も、人類の開拓意欲は留まることを知らない。開拓が自然に与える悪影響は枚挙に暇がないが、開拓によって開かれた扉の奥に、全人類の生命を脅かすパンデミックの原因が眠っている。そんな可能性があることを忘れてはならない。』 それにしても、初期対応が悪すぎとちゃいまっか~? マメな対応をキチンと続ける事が大事ですな。 それをちゃんとする国民性が・・・・・・・・、 まあ、ど~~でもエエか?(^o^;) 日本に飛び火しないことを祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ずいぶん古い記事ですね。
すでに4次感染、累計隔離者は1万人。日本でもすでに6人が隔離状態です。 朴さんの支持率は29%と就任以来最低を記録です。まだ、29%もあるといういのが、すごいというか、不思議というか。 日本政府は渡航禁止措置を取らないのか、不思議です。 (June 19, 2015 10:51:36 PM) |
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