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―開目抄(上)―
華厳宗と真言宗とは 本は権経・権宗なり
善無畏三蔵・金剛智三蔵・天台の“一念三千の義”を 盗みとつて 自宗の肝心とし
其の上に“印”と“真言”とを加て“超過の心”を をこす。其の子細をしらぬ
学者等は 天竺より“大日経に一念三千の法門ありけり”と うちをもう
華厳宗は澄観が時・華厳経の“心如工画師”の文に
天台の一念三千の法門を“偸み入れたり”人これをしらず。
（堀日亨編纂：新偏御書 Ｐ.１９０)
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=190&ref=null

―三沢抄―
設ひ・からくして六は・すぐれども第七にやぶられぬれば仏になる事かたし
其の六は且くをく第七の大難は天子魔と申す物なり
設い末代の凡夫・一代聖教の御心をさとり・摩訶止観と申す
大事の御文の心を心えて仏になるべきになり候いぬれば
第六天の魔王・此の事を見て驚きて云く
あらあさましや此の者此の国に跡を止ならば・
かれが我が身の生死をいづるかは・さてをきぬ・
又人を導くべし、又此の国土ををさへとりて我が土を浄土となす、
いかんがせんとて欲・色・無色の三界の一切の眷属をもよをし仰せ下して云く
各各ののうのうに随つて・かの行者をなやましてみよ
それに・かなわずば・かれが弟子だんな並に国土の人の心の内に入りかわりて
あるひはいさめ或はをどしてみよ・
それに叶はずば我みづから・うちくだりて国主の身心に入りかわりて・
をどして見むに・いかでか・とどめざるべきとせんぎし候なり。
（堀日亨編纂：新偏御書 Ｐ.１４８７～１４８８）
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=1487&ref=null
http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=1488&ref=null


昨日､知人と､お話していたのですが､知人曰く
「Barack Hussein Obama, Jr 大統領は､なんだか・・・
　オウムの青山弁護士のような死んだ目をしている。」・・・と発言していたので
その話を伺って
そういえば､選挙の時から無表情だったよなぁ・・・　と言うのを改めて思った。

また家の母親が大統領に決まった直後に言った第一声が
「アメリカ国民が「初の黒人大統領」と言う珍しさと
　言葉の雰囲気などに惑わされて､決まった感じが否めないので
　果たして､この人物が本物か如何か疑問が残るわね」・・・と

なるほどねぇ・・・　
確かに､大統領就任前日になって､Product managementに携わっていた人が
彼の行った手法について
「覚えやすい単語を3回ほど羅列して､国民に浸透させていた」・・・と､言う事を
フジＴＶの番組にそんなCommentを分析していたのを記憶しているので
母親の言い分も､一理ある訳だよな。

そういった意味では“気になる部分”ではあるのですが
現在のところ50/50の状態なので
彼の評価については､一概には申し上げられない。

事実､いざ､フタを空けてみると､Buy Americanが浮上し始め
その一件で世界中が警戒し始めた一面も否めないし
偶にＡＢＣやＣＮＮなどをみると
アメリカ自身が「しまった！」・・・などと後悔する様な､内容なども
結構､耳にしているので､微弱ではありますが､ボロが出てきている側面も垣間見られる


改めて､「あの日､あの時」に戻った心境で振り返ってみれば
9.11の時もGraund zeroで
拡声器を持って叫んでいたGeorge Walker Bush大統領の姿は
「まさしく英雄だったよなぁ～」 なぁ～んて・・・・

確か 学会の人も､それで､その雰囲気に飲まれてしまい
思わず 「Iraq戦争を支持しちゃった」 わけでしょ？　
しかし今は如何ですか？　

しかも､アメリカでは､「Iraqの撤退」が､表明されているけれど
今度は標的が､Jomhuri-ye Eslami-ye Afghanestan や
Soomaaliyaなどに変わりそうな雰囲気が漂っていて
“イタチゴッコな状態”は何も変わっていないんですよ。

まぁ・・・
それでも意味としては「Change」の表現も妥当で公約としては通じますが・・・


さて､改めて Barack Hussein Obama,Jr 大統領が誕生した経緯を検証してみると
それまでのアメリカの状況は､彼是､権利を主張しすぎた結果
「あちらが経てばこちらが経たず」の状態に陥ってしまい
「権利の奪い合い」だったわけです。

そんな状況の中､「傷口に塩を塗る。」・・かのように
「Iraq」やら「Hurricane Katrina」などで､止めを刺され
丁度､Vietnamの時と同じ､
否､それよりも酷い状態で､本当に疲弊していたわけです

そんな中､登場したのが､あの大統領なのです。

あの時､「女性初の大統領」と言う可能性もあったのですが
候補者が白人女性だった事と､世界を見渡すと
既に先進国などで「女性の大統領」もしくは“首相”が就任された事例があり
その時代も､いざフタを明けてみれば､結局・・・
譬え“女性の大統領”が誕生しても「自分達の生活が大して変わらない事」
・・が解ってしまった為か
「先進諸国で初の黒人大統領」の方が新鮮味があったわけです。

（「女王」政権時代の「心的外傷」なども あるのかも
　しかし､今はFeminismの功罪が非常に大きい・・・）


ところで､今のアメリカと同じ状況下で当選したのが
あの・・Adolf Hitlerなのです。

悪人と判断したのは､第二次世界大戦後の事であって
それまで､Bundesrepublik Deutschlandは「第一次世界大戦のツケ」で､大不況に陥り
国民は疲弊していたわけです。
そんな中､英雄的な存在で顕れたのが､あのAdolf Hitlerだったわけです。

しかし､今は如何でしょうか？　そうです､極悪人ですよね
では､何故､悪人と見抜けずドイツ国民は彼を選んでしまったのか？

これは今のアメリカ状況と共通する象徴した出来事が､ひとつだけあります。
そうなんです､Barack Hussein Obama, Jr氏と同様
Adolf Hitler も､知覚コントラストのMind controlによって､当選しているのです。

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・知覚のコントラスト（対比）

「戦争・飢え・差別・殺人・自殺・不倫・離婚」など
世の中の暗い面を過剰に強調したニュースや出来事などに苛まれ
有権者は一時的に絶望的な心理に追い込まれる

有権者は、その暗く八方ふさがりな心理にある中で
明るい出口としてその団体の理想や行動が示されたり
その流れで名前や写真が明かされたりするため
それらが 実際以上に光り輝いて見えてしまう。

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因みに Adolf Hitler もBGMを多様したり催眠効果を発揮したりで
群集をひきつけたわけです。
この事は皮肉にも Barack Hussein Obama, Jr 氏にも見受けられます。


従って､潰すような論調で申し訳ないのですが､
黒人だろうが､白人だろうが､女性だろうが､男性だろうが
宿業はソレゾレ持っていて“善人”もいれば､“悪人”もいるわけです。
また Adolf Hitler と同じような命を持つ人間もいるわけ

第一､あの“清流が流れていた”・・・とされる「日蓮正宗」だって
「良寛や法然みたいな極悪人が日蓮正宗に入って､法を汚す」と
戸田先生が自ら申し上げ予測していたじゃないですか？
結局､その予測は当たった訳でしょ？　
今度は創価学会に行くかも知れませんけれどね～


改めて「日蓮正宗と一緒の時代」とか
「小沢一郎氏を応援していた時代」とかの､自分の姿を振り返ってみましょう

その時の､“あなたの信念”は如何でしたか？
その時の､“あなたの心理状態”は如何でしたか？

法主や､その議員達などが善人に見えたでしょ？
一生懸命､応援をしていたでしょ？

しかし､今は如何ですか？　
“逆恨み”全開じゃないですか？

そんな苦い経験は忘れてしまったのでしょうか？


その事を考えれば､今のこの段階で「悪書だ！良書だ！」のと言う判断は
「時間が経たないと解らない」側面が否めないのですが
如何いう訳か「そうかちゃんねる」の思考に合わせた記事を閲覧すると
初めから“根拠無き 一方的な決め付け”が多く､何処か甘い上
「危険な思想にも陥ってしまう」傾向が本当にある。

・・・でも､本人達は気付かないか 惚けているんだよなぁ～

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