7月の旅は旧ソ連の構成国、モルドバ~ウクライナ~
ベラルーシの3か国巡り
サッカーのワールドカップで盛り上がっていた時期で
折しも日本が決勝トーナメント進出し
その日の夜が試合!って日にモスクワに出発
急遽ロシア行きを決定された方がいらっしゃったそうで
満席~~ ひぃ~~ 空いているはずだったのに ぐすん
ま、それはさておき おくんかいっ
成田空港でらーめん食べるのお初かも…
このところのラーメンに偏る外食状況はどうしたもんだか…
空海そば塩をつるんといっておいて機上の人となりました
東京上空は相変わらず空気は淀んでいるわよね~
その割にはスカイツリーなんぞ見えていていましたが
4月にアクシデンタリーに乗ったくらいで
予約時からってのは超々久しぶりの鶴丸フライト
日本発の便は和食しかないってどうなんでしょうね
ご飯にお汁が染みるのが好きではないので
牛丼かチキンの照り焼き丼って選べない
小鉢?のおからや冬瓜は良いおつまみでした
モスクワまでは10時間ほどのフライト
この日はモルドバまで行ってしまうので
トランジットVISAで一度入国&チェックイン
時間がかかると言われていたので焦りつつも
結果的には出国手続きしてもまだ3時間あったわ
モスクワから3時間強のフライト
モルドバの首都キシナウに到着したのは午前0時を回っていました
きちんとした食事をしていなかったので朝食がありがたい~
Jolly Alon
Maria Cibotari Street, 37, Chisinau 2012, Moldova
西にルーマニア、その他はウクライナと国境を接する
内陸国のモルドバ共和国
現在ドニエストル川東岸地域は沿ドニエストル共和国として
未承認国ながら事実上独立状態にあります
モルドバ人は言語的、文化的にルーマニア人との違いは
ほとんどないそうです
歴史的には中世のモルダビア公国以後
トルコとロシア(ソ連)、ルーマニアの間で
領土の占領・併合が繰り返された地域です
1991年8月に「モルドバ共和国」として独立を宣言し
モルドバの国旗はルーマニアとよく似たものに変更
また都市名の表記等もキシニョフ(Кишинёв)を
キシナウ(Chişinău)というように
ロシア語(キリル文字)からルーマニア語へ全て戻したのです
ちなみにソ連時代のモルダビア・ソビエト社会主義共和国の
国旗と国章は、スラブ系住民が多いことから分離独立を宣言した
沿ドニエストルがそのまま継承しています
モルドバ滞在はこの日だけ
まず向かったのは青いファサードに金ぴか玉ねぎの
19世紀半ばに建造されたルーマニア正教の聖ティロン大聖堂
さほど広くはない敷地ですが
きれいに花を咲かせていてとてもきれい
右手の白い建物が現在の聖堂ですが中はとても簡素
一番奥の建物、旧聖堂旧聖堂内は立入禁止でしたが
ガラス越しに中を除くことができ
素晴らしいイコノスタシスが見て取れます
フレスコ画が見られないのが残念
帰国後もう少し詳しくこの教会のこと知りたいなと
ググっていたら、何年か前までは金色玉ねぎは
濃いブルーだったようです …どして変えたのかな
手前に小さな聖堂もあり中を覗くと…
笑っちゃうくらいきらびやかに修復?されていました
小さなドームにもフレスコ画
スターリン様式で建てられたいかにもソ連!って感じの
キシナウ・ホテル前にある解放広場
真中の塔はソ連時代のモニュメントだとか…
かつてはレーニン像もあったのでしょうか…
素っ気ないつくりの建物が多い中
市庁舎はとても優美、多少ごつい気もしますが
スターリン様式の建物の中にあっては優美さが際立ちます
国立劇場は威風堂々な建物
トロリーバスが走り抜ける目抜き通りは
車の量も、新車のようなきれいな車も多く
ヨーロッパ最貧国などと言われているけれど
そんなに貧しさを感じることはありませんでした
郵便局の後ろにはものすご~くモダンなビルも建ってました
郵便局の前にはキシナウからの距離を示す
表示板が歩道に埋め込まれていました
日本はないわね… 北京ならあったけど
このビルは何だったかしら??
狛犬さんならぬ狛獅子さんがかわいくて思わずパチリ
そのまま歩いていくと見えてきたのは国会議事堂
他にも政府関係の庁舎になっているのかかなり大きな建物です
そしてその前にあるのが19世紀に東方教会が建てた凱旋門
はい、凱旋門です
パリの凱旋門を想像するとかなりというかめちゃくちゃ小さいですが
れっきとした凱旋門、中には大きなモルドバの国旗が翻っています
国会議事堂の向かい側、凱旋門を挟んで反対側は
木々に囲まれた中に1830年代に新古典主義様式で建造された
ロシア正教会のキシナウ大聖堂が建っています
鐘楼の鐘はオスマン帝国からの解放後に
トルコの大砲を使って鋳造されたものだとか
第二次大戦中に大きな被害を受け外観は新しく
なんとも素っ気ない簡素な建物に見えますが…
聖堂内は見ごたえがあります
正教会っぽい立派で派手なイコノスタシス
ロシア正教会らしくイエス・キリストに後光が…
キシナウ大聖堂のはす向かいにあるシュテファン・チェル・マレ公園
公園入口に十字架を掲げて立つ方は
モルドバ公国建国の父シュテファン・チェル・マレ
『トランシルバニアのフニャディ・ヤーノシュや
ワラキアのヴラド・ツェペシュと並んで反オスマン帝国闘争を展開し
1475年にはヴァスルイの戦いに勝利しローマ教皇から
「キリストの戦士」と称えられた』英雄だそうです
木漏れ日の差すベンチに座っている人も多く
(平日の昼間なんだけど…)
市民の憩いの場所のような気持ちのいい公園
噴水もあり… 花も咲き…
たくさんの銅像があって、ロシアの詩人プーキシンもいました
一番のお気に入りはこの子
クロスした手がかわいい~
ちなみにこの公園を突っ切ったところに
宿泊していたホテルがありました
続きはこちら 2. モルドバ ミレスチ・ ミーチ・ワイナリー ~未承認国家の沿ドニエストル共和国
2018年7月:モルドバ~ウクライナ~ベラルーシの旅トップに戻る
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