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食べログ。
何度も訪れているうちに、レストラン検索のメインに使うようになりました。
やっぱりクチコミは貴重。
美味礼讚な似たような説明、本当かどうかわからない案内よりも遥かに役立ちます。
私のように断片的でわからないレポートもありますが。
ところが…。
● ちょっと前に食べログは別の意味で有名になりました。
そう、お店の評価を不正に上げる業者の存在、それがニュースで一斉に取り上げられたのです。
意図的によいコメントをアップ、店の評価をあげて報酬をもらう商売があるとのこと。
なるほどねぇ。
いろんなこと考える人がいるなぁ。
しかし、食べログの性質上、これって防ぎ用がないんじゃ…。
だって本当にそう思ってるかどうかなんて、誰にも分かるはずがありません。
● しばらくして。
食べログにアクセスするとメッセージが。
携帯電話番号認証にご協力をとのこと。
えっ!?
なにか対策をうつんだ。
いったいどんな?
従ってみると、それはこんな対応でした。
φ自分のケータイの電話番号を入力する。
φケータイにショートメールが届くので、そこに書かれた数字を入力する。
φレビュアーが認証される。
????
これで不正レポートが防げるのだろうか…。
それともただのセキュリティ強化?
● 食べログ側のメリットを推測すると。
※これは、あくまでも私の想像です。
φ 怪しいレポートに対して、書いた人を特定できる。
直接電話でヒヤリングできる。
φ 同じ人が複数のIDを入手、同じ店に対し、複数のレポートをあげられなくなる。
ただしケータイを複数所持している人を除く。
φ 何か後ろめたい気持ちの人を持つ人はなんとなくレポートを上げなくなる。
…
でもこれだと、今回の犯行グループ(その行為が罪になるかどうか不明)を防ぐことはできないような。
だいたいもともと、正確に店を評価するなんて不可能に近いと思いますが。
● 私も結構お店に好意的なレポートをあげますが、それを読んで店に行った人が、美味しいと思うかは別の問題です。
また、店の味なんてどんどん変わるので、レポートを書いた時が完璧な評価だったとしても、今も同じかどうかなんてわかりません。
その時のシチュエーション(誰と行ったか、その時の気分、初めての料理か否か、店の忙しさ、時間帯、座った席、担当になった人など)でも評価は大きく変わり、記事を書く人は余りそのことに気にしないでしょう。
店の評価なんて、厳密さを求めることではないと思います。
肥えた舌を持たぬ私はなおさらです。
● 食べログほどの大手のサイト。
私の考えの及ばないところを目指しているのかもしれません。
でもなんらかの対策で嘘レポートが減ろうと減るまいと私は余り気にしないと思います。
私のレストラン探しの基本はまだ行ってない店に行くこと。
ハズレだったら、ハズレ。
それはそれで面白いと思うからです。
そのぐらいの気構えが丁度良いのでは。
料理なんて、食べてしまえばおしまいなんだし。