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テーマ:今日聴いた音楽(73717)
カテゴリ:コンサート感想
スロヴァキアフィルを聴いてきました。
「モルダウ」「皇帝」「新世界より」というチョー初心者向の プログラムだったので「ま、聴いてやろか」みたいな気持ちで行ったら、 とんでもない失礼なことでした。 スラブのことはスラブにまかしー! といわんばかりに自信満々、誇らしげな演奏でした。 音楽ナショナリズム。 弦楽器のボウイングは、ベクトルの長さ、というか幅と角度まで統一されてて整然と美しかった。 「皇帝」を初めてナマで聴きました。 2楽章のひたひたという水音を感じさせるような演奏が印象的でした。 出光のCMに使われてたんだ、ってこのときになって気づきました。 ハイドシェックさん、満足のいく演奏だったんでしょう、 アンコールに応えてハイドンを弾いてくれた後、ステージに呼び出されるとき、手で指揮者をたぐり寄せるまねをしてました。 それに応じてスワロフスキさんも糸を巻きとりつつ、出てきました。 お茶目さん。 そしてアンコールの最後の最後、スワロフスキーさんは指揮台上でジャンプしてくるっと半回転、客席を向いてフィニッシュ! そして「にんっ」と会心の笑みを浮かべていらっさいました・・・。 「うちらの音楽、楽しかろ?」 とでも言いたげな。のだめの「片平」さんを彷彿とさせるヒトでした。 今回のオケは演奏の質うんぬんより、自らが音楽を満喫しているのが伝わってきて、その姿勢にとても共感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 25, 2005 05:55:51 PM
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