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テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:コンサート感想
本日は人間ドックの残りを半日で終え、
午後からはN響コンマスの篠崎史紀(マロ)様のミニリサイタルを聴きました。 小さな文字になりましたが読めるかな? 「本物の芸術文化体験教室」という名目の学校行事。 ある高校の体育館でのリサイタルに観客として こっそりまぜてもらいました。 14:25分からの演奏だというのに、 会場へ到着したのは当初予定より1時間も遅れて 14:00前だったそうで、関係者は冷や汗だったそうです。 車が到着して荷物をお持ちしましょうと声をかけ、 何も知らない学校関係者がばよりんのケースに手を差し伸べたところ、 「いえ、これは結構です」ときっぱりお断り。 まあ、当然ですが。 到着すると、慌ただしく着替えて、会場を下見することも、 ピアノやバイオリンに触れることもなくいきなり本番というのはお気の毒でした。 もつあるとの「ピアノとバイオリンのためのソナタK.547」 でリサイタルは始まりました。 このもつあるとの音のひとつひとつ、 優しく甘く柔らかいコトと言ったら! 音響の悪い体育館なのに、会場いっぱいに響き渡るのです。 心地よいものをすべて(肌触り、かおり、色etc.) 集めたらこんなものができました、っていうような。。。 体育館はすっかり音楽会のムードです。 「もつあるとは今年生誕250年ですが、その250年間、 いろんな人がいろんな解釈をしながら今日まで引き継がれているってことは とてつもない偉大なことだと思いませんか」と まずは「クラッシック」の意味を高校生に語りかけ、 「私はMr.マリックではありませんので(会場爆笑)」と引きつけておいて、 「マジックの種アカシはできませんが、種明かしを知ってから 見直すと納得できたり新しい発見ってあるものです。 今日はそういう種明かしをお話ししながら曲を弾いていきたいと思います」 と演奏に入ったのでした。 *愛の挨拶 「これは音楽に託したラブレターだね。 言葉が通じなくても、音楽で気持ちが伝わるんだよ」 *ゴセックのガヴォット・ユモレスク 「今まではクラッシックの曲ばっかりだったけど、 バイオリンはジャズだって弾けるんだよ。 このメロディはカトチャンの「ちょっとだけよ」に似てると思わない? (・・・とサマータイムの出だしを演奏するも、生徒は無反応) 「あらっ?世代の相違が出てしまいましたね(苦笑)」 *そんなことはどうでもいいさ(ポーギーとベスより) では最後は、バイオリンの曲の中でも有名な曲を2曲。 *タイスの瞑想曲・チゴイネルワイゼン (アンコール) 「どれだけ速く弾けるかに挑戦します!」 *チャルダーシュ いやはや・・・。すっかりマロ様の世界に塗り替えられた体育館。 「速いメロディも口ずさめれば弾ける」と、よく言われることですが、 マロ様のチゴイネルワイゼンやチャルダーシュの速さには 口が追いつきませんでした!チョー速っ! 早く帰りたいのかな?などと思ってしまったのでした(^^;) 次はリサイタル番外編です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 26, 2006 09:59:01 PM
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