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なんでんかんでん。

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polo7831

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purea24@ Re:おおーー 復活おめでとうございますぅ~!! コンサ…
polo7831@ Re[1]:君子蘭(05/02) 楽天ssさん こんばんは。君子蘭の命…
April 21, 2007
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カテゴリ:コンサート感想
第9回 別府アルゲリッチ音楽祭
室内楽マラソンコンサート ~音楽と物語~

立看.JPG


(曲目)
*ドホナーニ 弦楽三重奏のためのセレナード
*シューマン おとぎ話
*ベルディ 「椿姫」より「ああ、そはかの人か」
*チレア 歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より「私は神の下僕」
*シューマン ピアノ五重奏曲変ホ長調
*バルトーク(プリムローズ編)44の二重奏曲より
*シューマン アダージオとアレグロ 変イ長調
*シューベルト アルペジオーネ・ソナタ
*ストラヴィンスキー 「兵士の物語」

どうです、この色とりどりのプログラム!
世界の一流奏者が入れ替わり立ち替わりですよ。
午後2時開演、途中20分の休憩を3回はさみ、
終演したとき時計は6時半を回っていました。

私は今まで室内楽って(地味な感じがして)敬遠していたのですが、
今日のような演奏を目の当たりにしたらもう降参!でした。
アルゲリッチをはじめ、世界の一流ソリストのアンサンブルは
音のシャワーどころか、ほとばしる滝のような勢いでした。

たぶん直前に合わせただけだろうに、
ちゃんと統率がとれているというすごさ。
超一流ソリストが揃っているのに、
ぎくしゃくしたところはまったく感じられなかった。
とっても贅沢なコンサートでした。

私のお「目」当てはクラリネットの貴公子ポール・メイエと
トランペットのセルゲイ・ナカリャコフ王子。
彼らは背が高く顔が小さく、マオカラーのお姿はまるで
詰め襟学生服のようでした。
マオカラーならネクタイをつけなくてもいいからか?とか
シャツを着ていないんじゃないかな?とか余計なことを勘ぐってしまった。

さて。真面目な感想。

ソプラノの声量は爆発的なボリューム。
この人ならドームでもマイク要らないんじゃないか?と思うほど。
同じメロディをどんな楽器で奏でようと、人の声にはかなわないよねぇ。

シューマンの室内楽曲を1度に3曲も聴けるプログラムは、
とっても良かった。
自ら進んで聴くことはなかったであろうこれらの曲。
15分の短い曲でも、30分のピアノ五重奏曲でも、
今まで知らなくてすごく損してたと思うほど楽しかった。退屈しなかった。
そう思わせる管楽器。
まろやかに柔らかに、高音から低音まで澄んだ音で聴けたし。

アルゲリッチが後ろで弾いているピアノはオーケストラのようで、
手加減も遠慮もなく、ずしずしばんばん響いてきて、
「見てらっしゃい、ピアノは打楽器なのよ!」って感じ。
各ソリストも気持ちよく楽しく弾けただろうなあと思う。
セルゲイ君だけは音量に気を遣ったのか、終始うつむき加減でしたが。
CDでしか聴いたことのなかったシューマンの「アダージオとアレグロ変イ長調」。
あの超絶フレーズを何事もないかのように吹く姿を生で見て、
聴けたのはラッキーでした。

今回珍しい、ヴィオラの二重奏を聴きました。しかもバルトーク。
私の座席からは楽器の全体を見ることができました。
でかい。
アメ色に光るその楽器を見て、私はなぜかカブトガニを思い出しました。

・・・長くなりました。
本日のメイン&こぼれ話は「その2」で。

出演者詳細はコチラ





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Last updated  April 21, 2007 10:05:22 PM
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