マンドリン協奏曲コレクション
今年の定期演奏会でヴィヴァルディのマンドリン協奏曲ハ長調を演奏することになったので、センセが貴重なCDコレクションを貸してくださいました。「これらのCDをよく聴いて勉強するように」と。コアなコレクション、こんな感じです。(マンドリンソロ、指揮者、オケの順)1.TAKASHI OCHI / Paul Kuentz / Orchestre de Chambre 通奏低音がチェンバロではなくオルガンで奏でられています。 たぶん楽器はオールド。枯れた音がしているから。 シンプルだけど小気味よい切れ味。 2.川口雅行/松本吉夫(ギター) マンドリンとギターのDUO。ひたすら音が綺麗。 テンポと音色ははこの演奏を参考にします。 川口氏はワタシの先生の先生、某音大マンドリン科非常勤講師。 3.Robin Jeffrey / Peter Holman / The parley of Instruments コレも通奏低音がオルガン。ばよりん他の弦楽器群も古楽器だと思うのですが、 輸入盤のため、確認する手段がありません。2楽章が倍速! 4.Bonifacio Bianchi / Claudio Simone / I Solisti Veneti 1969年の録音というのに、クリアーな響きです。 チェンバロが目立ちすぎるのが (マンドリン弾きから言わせてもらうと)難です。5.Ugo Orlandi / Claudio Simone / I Solisti Veneti('83録音版) 6.Ugo Orlandi / Claudio Simone / I Solisti Veneti('84録音版) 私が持っているCDは上記の83年録音版です。 この2枚はソリスト、伴奏、指揮者とも変わっていないし、 どこが違うか?聞き分けられません 84年版の方が音のバランスが取れているかな?どのCDを聴いても思うことは、キラキラ・ウキウキと楽しそうな演奏でコチラも軽やかな気持ちになってくるということ。そして奏者の個性満開プロの演奏が耳から身に付いて、その通り演奏できる能力が備わればいいなぁ~と 心底思います・・・ しかし、現実的には、プロの演奏が耳についてしまうと、 CDそのままのテンポで始めてしまってさあ大変、 取り返しがつかないことになってしまうんですけど本番まであと1ヶ月、がんばりまっす