振り返り甲斐のある一年
今年は例年に比べて、特筆すべきことの多い一年だった。酒といえば、夜の盛り場しか能がなかった私が、アウトドアに目覚めて、キャンプも本格的にはじめるべく、道具をそろえたりしたし、ラフティングやら、カヌーやら、初めてのアミューズメントにトライもした。仕事の内容も少し様変わりしてきた。今年はドサクサまぎれのグラフィックデザインが意外な評価を受け、立派な仕事になったりした。絵もろくすっぽ描けない私がデザインするなんて、これすべてMacのお陰以外の何ものでもない。そういえば、10年ぶりに父も東京へ遊びに来た。でもなんつっても、一番のトピックスは、久し振りにマジな恋愛をしたことだ。そのお陰で10年ぶりに引越しをした。いつも恋愛がらみの事情でしか、引越ししたことのなかった私。離婚以来引っ越しをしなかったのが、日照り続きを如実に物語っている。もがいたり、諦めたり、腹くくったりするうちに、なんとかなるもんだ。ずっと待っていたのは、こういう人だったんだ!と、ドリカムの詩みたいな気分に浸っちゃって、なんか幸せな出会いだった。しかし付き合いだしてたったの2ヶ月で引越しをしてしまった私の行動力・・・というか、感性というか。人が私を変わってるだの、大胆だの、すごいだのというのは、こういう部分を称してのことなんだと変に感心したりした。総じて刺激的な一年だったってことだ。友達も信じられないくらい増えた。でも年下のお友達が増えてしまって、どんどん「姉御化」してってるっていうのは、どうなんだろ。このタカピシャで有無を言わせない性格に、ますます拍車がかかるような気がして、ちょっといやな気がしなくもない。