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テーマ:美術館・博物館(1508)
カテゴリ:その他
今日はあまりにもいい天気だったのでひょいっと中也記念館まで行きました。
金曜日の夜は「人が足りないから来い」と云われ、麻雀の誘いに乗ってしまったのです・・・! 点数も覚えない、牌の数字を読むのが遅い、ツモでしかあがりたくないと我が儘なことをゆう私ですが、麻雀はわりと好きです。 なんかつぎこそいい牌がきそうな気がするんだ・・・!!!と思ってしまうんです。あからさまに駄目人間です。 しかも一局ごとにあがれなかったものがワイルドターキーを一口ずつ飲んでいくといった意味不明の罰ゲームがかせられていました。 そんなわけでアルコールと雀牌にまみれたどうしようもない花の金曜日だったわけです。 それで、有意義にすごそうとおもって二日酔いの体を引きずり中也記念館へ。 中原中也といえば、あれです。 「ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん」 の人です。 高校の教科書で知ったのです。が、国語担当の先生は、「彼の詩は女々しくって嫌い!」とおっしゃっておりました・・・ そこがいいのではないかー(笑) 表現が綺麗ですきです。 そして小林秀雄は私のなかで「中也の彼女をとった難しい文章書く人」でした。 中原中也記念館は小さいながらもとても綺麗で質のいい館です。中原中也の帽子なんかも売られています。 前行ったときは彼の成績表なんかも展示されてたのですが、今回は彼の年表と女優・長谷川泰子との愛についての展示になってました。 中也は12歳のころから詩を創り、少年詩人として知られていたそうです。早熟の天才ですね。 16歳で同棲するわ18そこそこで大学やめるわでなんかすごい人生です。まさに刹那的。それでも彼の魅力に惹かれて多くの文豪がまわりにあつまってきていたとゆうのだから、才能というのはすごいもんです。 30歳という若さで息を引き取った人でしたが、濃い人生だ・・・ パネルに中也の詩がいっぱい展示されていて楽しいです。 そして2階に行くと、「特別展示:文学サロンとしての酒場」とあります。 二日酔いの私にふさわしい!!!(ふさわしくない) でもなんか、酒場と文豪って絵になりますね!デカダンス! 中也は酒癖が悪く、周囲に絡みまくって大迷惑な人だったということです。 それでもやっぱり多くの文豪が(以下略) ビールについて彼が書いた詩はどれも楽しく心地よい感じの作品で、私は好きです。 そんなわけで記念館のそばの酒屋で酒を買ってしまいました。 もうどうしようもない。 思えば遠く 来たもんだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月11日 17時25分52秒
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