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カテゴリ:映画
アイルランド二本立て。
アイルランドが舞台の映画は無条件で見てしまいます。 紛争・IRAとは切っても切れないアイルランド映画ですがそんなところも大好きアイルランド。 出てる役者もいいんですよ! これでダニー・ボーイなんか流れた日にはイチコロです。どっちも流れんかったけど。 てなわけで行ってみたのが「プルートで朝食を」 注:男性です 流石に驚きですよ!ストーリーもろくすっぽ調べずに観にいったらポスターの彼女が実は!みたいな。 あーでも映画の中では立派なオカマちゃんです。ファッションがいちいちかわいーんだわ。 ボタンとカンバッヂじゃらじゃらつけてる制服がいいなぁ。 ストーリーも調べずなんで映画館まで遠征したかといえばそりゃ神父なリーアム・ニーソンが観たかったからです。やっぱリーアムはアイルランドですよ!あとジェダイ。 孤児の主人公キゥトンは、小さいころから女の子のファッションとかが好きで、周りの人からは変わり者だなーへんなやつ~と思われていたけど人気者。 あるひ家を出て本当のお母さんを探しにロンドンに旅立つ。その頃のアイルランド・イギリスは英兵とIRAが幅をきかせている、物騒な世の中だった… キゥトンのキャラがこの映画を楽しくしてるのは間違いないですね! オカマ!アイルランド人!と差別されて時には殺されかけて辛いこともあるだろうにちっともへこたれないのです。時々入る妄想モードもおもしろすぎ! しかしその反面、友人の死や爆破シーンの唐突さがショッキング。一瞬おいてきぼりにされます。他人からみたらのー天気なキゥトンの言動も、ちゃんといろんなことを受け止めて直自分のスタンスを貫いて生きてるんですよね。強し! 音楽も聴いたことある古い曲が多くて、なにやら楽しいんですが、いかんせんまとまりが悪くて、場面がひょいひょい飛ぶのがちょっと。わかり難いことは何もないんですが、なんか落ち着けん! 良い場面 キゥトンの親友、チャーリー(なんかすごい魅力的な子だった)が子供を中絶しようと病院に行った時、キゥトンの「もし産んでしまったら私みたいな子になっちゃうわ」とゆう台詞を聞いて、逆に産むことを決心する場面。なんかほんと良いシーンでした。そんな風に思ってしまうキゥトンのことが大好きなチャーリーのやりきれなさが。 実にリリカルながらに致命的に文字の読みづらい公式HP あ、リーアムも良かったですよ!前半散々ですが(あるいみ最高)、後半は実に草食動物(^^) 「父の祈りを」 ずっと観たいなと思ってたのをやっとレンタル。 ピート・ポスルスウェイトがこのタイトルで云うところの「父」ってだけですでに忘れられない作品の予感。ずるいわー!このおじさん大好きだ。名前も顔も一発で覚えた珍しい人!(笑) コレも舞台は英兵とIRAの抗争の耐えない1974年が舞台です。 IRAによってイギリスのパブが爆破される。 その犯人にされてしまったのが主人公の青年ジェリー。 彼の父ジュゼッペをはじめとする、その家族もテロに加担していたとして15年以上もの懲役を受ける。 主人公のジェリーの行動には、時々・もとい序盤は頻繁にイライラするものの、気持ちがわからないわけではないのです。自堕落なコソ泥で、やってもいない罪で無期懲役。やさぐれるさ。 どうみてもいい年なのに反抗期。本当は家族思いのイイヤツなのに、オヤジの前では素直になれない。多分後々死ぬほど後悔したんだと思う。 そんな主人公を抱きしめるジュゼッペの姿がねー哀しそうな瞳がねー!(TT) なんてゆうか、ジェリーは愚かな息子なんです。 (彼が悪いんじゃないけど)一族郎党巻き込んで監獄に入れといて、自分は獄中でヤクやっちゃうような。父が真剣に祈っている横でラリってるような。 それでも、息子を許して諭して見守ってるジュゼッペ。息子もそれに気づいてるんだけどなんか態度に出せないんですよねーもどかしい!!! 英兵よりもIRAよりも恐ろしいのが警察ですよ。 テロ防止法だかなんだかで、容疑者なら7日間拘束できるとゆう法律があったらしく、その間に拷問に等しい取調べでむりやり犯人として自白させるのです。そういえばキゥトンもつかまってた。 とにかくそのやり口の嫌らしいことったらないです。 むかむかむかむかしてきますよ!なんなんだよケーサツ! 冤罪の温床です。 最後、ずさんな捜査とヒドイ取調べをした刑事が罪に問われなかったと知って、ジュゼッペの非暴力の精神に感銘をうけつつも報復してやりたくなったのは秘密です 大好きな映画ですが、冤罪って恐すぎる。何いっても何もらってもどうにもならないんですもん。 すべてが今更、です。 どうしようもないけど、そのことでくさらない主人公に、立派になったなぁとおもってしまいます。序盤と終盤で全然顔つきちがうよ主人公! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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