|
テーマ:地球生命体(577)
カテゴリ:その他
不愉快極まりない描写がところどころにございます。
先日もまた全力でアウトドア。山際の一応観光地ながらに誰もいない寺に遊びにいきました。 どんぐりは落ちてるわ銀杏は落ちてるわ野生の鹿に遭遇するわでものっそ楽しかったのです。 そこにはカマキリ君がいっぱいいました。 どことなく動きがオートマタでカマキリはけっこう好きです。 見学所要時間15分の寺を1時間もかけて満喫し、駅に向かう帰り道。 道路に車に引かれてぺしゃんこで死んでいるカマキリ君を見つけました。 あー死んでるーと見てみると、つぶれたカマキリの腹部のあたりに何か動くものが。 ん?と思ってよーーくみると、糸みたいに細くて黒いなにかがうにょんうにょん動き回ってます。 その長さ、死んでるカマキリの3倍ぐらい。 ぎゃあー!何これっ!とにかく不可思議奇怪でもんのすごいキモチワルイ・・・!不快です。地球外生命体か、深海あたりにならばいても許す(なにさま)な生き物。なのに視線は釘付け。 そして昔本で読んだ「ハリガネムシ」を唐突に思い出しました。 カマキリに寄生するハリガネそっくりな虫。まさにこいつのことではないのかー!? 知識と体験が一致する瞬間ってめったに無いけどものすごくわくわくします。対象は寄生虫ですが しばらく見てたけど不快感しか得られなかったので退散しました。 なのにこの後もずっとヤツのことが頭から離れません。 閑静で素敵な場所でバンビちゃんまで目撃したとゆうのに今日の出来事で一番心を占めているのはカマキリの死骸から飛び出した寄生虫とゆう自分が心配。 かえって早速ネットでハリガネムシを検索。 次々と明らかになる恐るべき新事実。 ハリガネムシレポート ・成虫は淡水の中で生活しており、水中で産卵する ・その卵を食べたタガメなどの水生昆虫をさらに食べた生き物(カマキリ・川魚等)に寄生。 ・カマキリ君の腹部で着々と成長。その長さは寄生主の3倍から5倍にもなる。 ・成虫になるとどうやってだかカマキリ君を操り、水のある場所まで行かせる。 ・カマキリ君が水に入るとそのおしりからうにょんうにょんと水の中に出て行く ・繰り返し ※人間への寄生例もごくたまにアリ ぎゃああ何それぇ(TT) と不快感を募らせつつネットでカマキリの腹からでるハリガネムシの動画まで見てしまい悶絶。 私、カマキリに生まれなくて本当に良かった。 なんせけっこうなカマキリがヤツを腹に飼ってるらしいです。もうカマキリ触れないわ・・・ 決して好きではないのですが(強調)ハリガネムシ含め寄生虫の生体は知れば知るほどおもしろい。見てくれもショッキングですが、あんな原始的(に見える)生き物が、どうやって宿主をあやつり水場に行かせるのか。かたつむりに寄生して、わざと鳥に見つかりやすいとこに移動させ、鳥に食べたれて今度は鳥に寄生する・・・ってのもいたなぁ。 食物連鎖のピラミッドの段をひょーろひょろさまよって生きているのね寄生虫。 次の日職場で「ねーねーきいてよハリガネムシって知ってるー!?」と、みんなに目撃談とヤツラの生態について嬉々と話しまくっていたことは秘密です。 けっこう知ってる人いました! あれ・・・なんだけっこう楽しそうだぞ自分・・・ 目黒寄生虫博物館とか修学旅行の自由時間に行ってめちゃくちゃ面白かったしなぁ。 スパゲッティは大丈夫なんだけどきしめんはなんかいろいろ思い出すビジュアル(何が?) 決して好きでは無い、のですが、なんだかすごく面白いヤツら、それが寄生虫。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|