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カテゴリ:疾病
境界性人格障害は最近では境界性パーソナリティ障害という。 精神分裂病が統合失調症となったのと同じである。 昨今の複雑なストレス社会、通常の精神の持ち主でも精神的にダメージを受ける場合が多い。 戦後、多くの日本国民が日々の暮らしをよりよくするため懸命に働き、現在の経済発展を成し遂げた。 しかし、バブル期を頂点に日本のバブルは弾け、経済発展はマイナスとなり、企業もよりやすい労働力を求め、従業員を搾取する方向に回り、労使関係は悪化した。 努力が平等に報われ、皆がゆったりと幸せな気持ちで生活ができる住みやすい日本にする方法はないものであろうか。 5月の連載に対する反響には、「境界性人格障害」という病名に関するお便りも複数あった。 「気にならない」「病名がついてよかった」という声の一方で、「本人、家族が受け止めやすく、希望が持てる呼び方はないのでしょうか」との投書もあった。 この病名には、以前から「人格を否定するような響きがある」と問題視する指摘があった。これを受ける形で、日本精神神経学会は5月末、一部の精神疾患の病名を改定し、「人格障害」を「パーソナリティー障害」と変更した。 同学会の精神科用語検討委員会委員長、松下昌雄さん(帝京大客員教授)は「誤解や偏見を招く恐れのある病名を見直した。今後も数年おきに検討する」と話す。 もともと境界性人格障害は、英語の病名を直訳した言葉。松下さんは「人格否定の印象を和らげたいと考えた。パーソナリティーには『人格』だけでなく『性格』など多様な意味合いがあり、的確な訳が難しいので原語を生かした」と説明する。ただ、「人格障害」の使用を禁じたわけではなく、より望ましい表現を勧める趣旨だという。 この病気には、世界保健機関の診断基準で、情緒不安定性パーソナリティー障害・境界型という呼び方もある。感情をうまくコントロールできないことを表す「感情統制不全障害」の方がよい、との意見もある。 病名に嫌悪感や違和感を持つ人もいるため、病名を患者に告知するかどうか、医師により判断が異なっているのが現状だ。 治療では、自己否定的で衝動的になりやすい傾向を、患者が理解し、対処法を学ぶ必要があるとされる。 しかし、病名や病気の特徴について詳しい説明もせずに、「漫然と抗うつ剤などを処方するだけの医師もいて、悪化する例も珍しくないと思う」と山梨県立北病院の精神科医、志田博和さんは指摘する。 気分が落ち込むなどの症状に、補助的に薬を使うことはあるにしても、「薬だけでは、うまく対人関係がつくれないこの病気の根本的な解決にはならない」(志田さん)。 対人関係を良好にするには、患者と話し合いながら行う精神療法が有効だが、時間と手間がかかる。これが投薬中心になりがちな理由の一つだった。 これを踏まえ、厚生労働省研究班は今春、この病気の診療指針をまとめた。 主治医と患者の間だけで治療を進めようとすると、患者が医師を理想化したり、逆にこき下ろしたりして、うまくいかなくなることもある。指針では、他の医師や心理士、保健所など、可能な限り複数の専門家と協力して治療することを勧めている。(高橋圭史) 主治医が全体を統括し、以下のうち利用可能な治療を取り入れる。必ずしも主治医が一人ですべてを抱え込まない形を勧めている。 ・外来での面談(主治医) ・薬物療法(主治医) ・家族の相談、支援(主治医、心理士などの場合も) ・入院治療(別の施設の場合も) ・デイケアなどの社会療法、集団療法(別の施設の場合も) ・個人精神療法(別の精神科医や心理士、主治医の場合も) [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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