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カテゴリ:疾病
通常子供は健康で正常に育つと世の親は考える。 しかし、正常で育つと言うのは中々難しいものである。 発達障害と言われるものも多くある。 アスペルガー症候群もそのひとつである。 場が読めないという人は周りに結構いるものだが、それが病的である場合は問題である。 人間の個性は全ての人が持ち合わせているものであり、いろいろあっていい訳である。 そもそも正常・異常は、一概に言えないところがある。 ただ、その人が社会にとけ込めないで日常生活を普通に送るのに障害が出る場合は、やはり治療が必要である。 親としては子供の日常行動をよく観察し、どうもおかしいということが発見されれば、早めに専門医に相談するべきである。 小学校の担任と交わした連絡帳を読み直す母。学校で頻繁に泣き出すようになったことなどが書かれている きっかけは、ささいなことだった。 東京都内に住む母親(55)の次女(15)は、路線バスで五つ離れた私立小学校に通っていた1年生の3学期、うっかり自宅最寄りのバス停で降りそびれてしまった。親切な乗客の助けで何とか家まで戻ったが、あくる日から学校で突然、泣き出すようになった。「バスが怖い。お母さんに来てほしい」。母親は仕方なく、毎日車で送り迎えを始めた。 だが、2年生になると、教室から音楽室や図書室などへ移動する際にも泣き出すようになった。違う場所に行くのが不安らしいのだ。このため「ほぼ毎日、授業参観」(母)の状態。家に帰ると20分もかけて何度も手を洗う次女の行動も、母には気になった。 2学期、学校の心理士との面接で「しばらく休ませた方がいい」とアドバイスされた。紹介された医院を受診したところ、「統合失調症の前段階かもしれない」という。毎日20錠ほどの薬を飲むように言われ、副作用のせいかぐったりとし、表情もうつろで食事も一人ではできない。学校に行くどころではない。 「かえって悪くなっているのでは。本当に、この治療で良いのか」と思い悩んだ母。良い病院があると聞いては、娘を連れて行った。「薬が多すぎる」と断言してくれる医師に出会ったのは4年生の時。薬を減らすと、体は元気になった。が、不登校は変わらず続いた。 当時のことを次女は「どうして学校のみんなと同じようにできないのか、自分でもわからず、途方に暮れていた」と振り返る。 転機は、5年生の冬に訪れた。親子でたまたま見ていたテレビのドキュメンタリー番組で「アスペルガー症候群」という発達障害が紹介された。予定外の出来事やいつもと違う環境に遭遇すると、パニックになる。場の雰囲気を読むことなどが苦手だという。 そう言えば、次女の行動にも思い当たる節があった。「遊びに来てもいいよ」と社交辞令のつもりで言った家庭教師宅を毎日訪ねたあげく、苦情を言われた。初対面の人に「何でハゲてるの?」と言い、驚かせたこともある。 「一度の降り間違いでバスに乗れなくなったことや、教室を代わるのを嫌がるのも、関係あるのではないか」。母娘は直感した。不登校が始まって4年。一筋の光が差した気がした。 発達障害 対人関係を築きにくい自閉症、アスペルガー症候群を合わせて広汎性発達障害と呼び、人口の1%が該当するとの報告もある。このほか注意欠陥・多動性障害(ADHD)、読み書き、計算など特定の事柄が困難な学習障害(LD)などを含む低年齢から発症する障害の総称で、脳の機能障害が原因と考えられる。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月02日 18時17分57秒
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