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カテゴリ:オーガニック生活
●写真は左から柿渋の酒袋、柿渋染めオーガニックコットン、柿渋まだら染めオーガニックコットンガーゼ布 今週から「柿渋カーテンフェアー」 柿渋カーテンにフィットする「茶綿・生成ミックス・リリアンタッセルプレゼント」! 10月中に柿渋カーテンをお求めの方に 1枚に1本、カーテンにフィットする「茶綿・生成ミックス・リリアンタッセル」をプレゼントいたします。 そこで、「柿渋」の材料である「柿」について調べてみました。 すると、柿はすごい「健康サポート樹木」なんだと判りました。 そこで、「柿」について「クイズ形式」で少しずつお伝えしたくなりました。 「渋柿と柿渋の違いは何ですか?」 <答> 「渋柿」の渋く感じる物質の正体は「カキタンニン」=柿ポリフェノール 渋みができるのは、花がさくころからで、渋が蓄積して、渋くなります。 渋のタンニンを水に溶けない「不溶性にする」=抜く方法は樽柿、干し柿など様々あり、それぞれ工夫されています。 「柿渋」というのはその「柿タンニン」のことで、柿渋の成分が多い実の青い内につみ取り、絞って発酵させて用います。 長く置くことで発酵が高まり良い色が出ます。 韓国には「渋柿染めのカロッ」と言う方法があって、渋柿を潰した液に直接布に揉み混むようにして染色するそうです。 風通がよくて夏は涼しいほか畑仕事をしても汚れにくく、よく取り落とせますから衛生的で渋染が防腐剤の役目をして濡れた服をそのまま置いても腐ったり匂わないのです。 さて柿渋は古来様々な用途に使われて来ました。 まず、塗料。 柿渋を木材や布、紙に補強・保護、防虫・防かびのために塗り使ってきました。 また、染料としても利用されてきました。 <柿渋染めの優れた点>は まず、自然素材しか作用しない。 染色のために温度を上げる必要がないので、二酸化炭素を発生させずエネルギーも使いません。 染め上がりはナチュラルな茶色で、バックや帽子Tシャツなど、など。 日本酒作りには大切で酒粕を絞るときに使われてきました。 綿の布に柿渋を塗ることで袋の耐久性を高めることと、防カビにもなっていたんです。 大変エコな染料と言えますね。 このほか柿渋は血圧を下げたり、抗酸化作用、消臭など様々なパワーがあり、化学物質を見直す時期の今、見直されている素材なんです。 そして、最近柿渋の抗ノロウイルス作用が広島大学の島本整教授により発見されました。 柿渋のすごい力がますます見直され、用途も広がっています。 当社の「柿渋染めのオーガニックコットン・カーテン」が 化学物質過敏症のお客様に好評な理由がこれで証明されましたね。 参考HP ☆済州島 民俗自然史博物館韓国の渋柿染め「カロッ」 ☆インテリア用 柿渋和紙 ☆柿渋液販売 柿渋トミヤマ ☆柿渋 西川本店 ☆清酒金陵の酒袋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.01 14:01:20
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