|
カテゴリ:映画
アキレスと亀を見ていたら、 急に、絵が描きたくなって、 色鉛筆で10分ほどで仕上げました。 寝顔のゆうたろうは、ほんとうに癒される。 写真じゃ出ないニュアンス(唇のぷっくり具合とか、絶妙なまつげの繊細な感じとか)って 絵だと出せたりする。 似顔絵を描くのが、時と場合によって好きな私。 そーいや、ゆうたろうを描くのは初めてだわ。 絶対、起きてるときは描けない。(笑) ● さて、影響されやすい私は置いといて、 映画の方はどうだったかというと・・ 売れない画家の夫に連れ添う妻、その夫婦愛を描いたこの作品。 夫がアーティストという、バクチ的な職業を選んでるという点において、 自分と重ね合わせて見てしまったけど、 わたしゃ、幸子(妻)みたいには、ぜってーなれない・・と思いました。 ほっとんど絵が売れないもんだから、家計は幸子が担って、 夜は、夫の創作の手伝い。 商店街のアーケードに無断でペイント→逮捕、 娘→家出、 それでも、主人公はアートを辞めない。 妻は夫を支え続ける、そして、一番の理解者であり続ける。 とことんアートに純朴といえばそうだけど、 概して、一般的に見ると、破滅的でダメ夫。 印象的なのは、この主人公は、よく他人からあざ笑われるシーンが多かったこと。 それでも、彼の生き方を肯定的に描いてるところが、 北野監督の伝えたかったところなのかもしれない。 不器用で、純粋で、他人から見たら笑っちゃうような生き方であるが、 まるで、2人の間では2人しか分からない幸福な空気感が流れてるのも印象的だった。 台詞が(わざと?)少ないから、静かめに聞こえるけど、 極めて、この夫婦はエモーショナルな生き方をしてる。 一方でアートに従事している人に対してのメッセージも読み取れる。 一般人と違うからアートを選ぶ人と、 アートが生き甲斐だから選ばずにいれないって人との 対比が描かれてるのもおもしろかった。 うーん・・北野映画、奥が深い。 一番のよき理解者か・・ メイキングのダメ出しもいっちょまえにして、ちくりんからはたまに嫌がられるし、 彼が企画を考えてるときに、自分の案をプレゼンするし、 (却下されると、ふてくされる) どっちかってと、私は理解者としてサポートってよりかは、 ただの”やりたがりのめんどくさい嫁”って感じだわ・・ ま、でも、やっぱり一緒になった以上、成功してほしいし、 そして、スピルバーグばりに稼いでほしいからねー。笑 あげまんになるべく、がんばります! てか、どうやったらあげまんになれるんだろ?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月01日 00時40分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|