元気溢れる桜島は昨年996回、最多爆発を記録
鹿児島の象徴である活火山、桜島は、かつては文字通り島だった。 1914年(大正3年)1月、1ヶ月間にわたって頻繁に爆発が繰り返され多量の溶岩が流出し、桜島は大隈半島と陸続きになった。 【中古】邦楽CD 稼木美優/桜島 地震、余震も多かったようだが、桜島の活動も活発になっている。 桜島周辺で明治以前2万人以上であった人口は、大正大噴火後9,000人以下に激減。 その後も噴火は続いたが、大量の降灰があった1985年(昭和60年)は約8,500人。 2000年(平成12年)には約6,300人、2010年(平成22年)には約4,000人と減少が続いている。 活火山・活断層赤色立体地図でみる日本の凸凹最新版 ここ数年は特に活発な活動が続いており、2009年548回、2010年は896回爆発。 昨年は2010年の記録を超える996回の爆発。 1985年前後より降灰が少ないことが多少のマシな点。 桜島の爆発、最多記録を更新 昨年996回 2012年1月1日 共同通信 鹿児島地方気象台は1日、2011年に鹿児島県・桜島で観測された爆発的噴火が996回だったと明らかにした。 1955年の観測開始以降、年間最多記録だという。 06年6月、58年ぶりに噴火を再開した昭和火口が994回爆発。 南岳山頂火口の爆発は2回だった。 鹿児島地方気象台は「昭和火口の爆発は規模が比較的小さく、直ちに大規模な噴火を起こす兆候はないが、活発化の傾向がある」と警戒を呼び掛けている。 桜島・御岳 北岳(標高1,117m) 中岳(標高1,060m) 南岳(標高1,040m) 長渕剛 ナガブチツヨシ / 桜島 【DVD】 大正の大噴火の前兆となる現象が頻発し始めた1月10日夜から住民の間で不安が広がり、地元の行政関係者が鹿児島測候所(現・鹿児島地方気象台)に問い合わせた。 測候所は避難の必要はないと回答。 測候所の回答に従い避難が遅れた住民が多数死亡した。 鹿児島市立東桜島小学校にある桜島爆発記念碑には「住民は理論を信頼せず異変を見つけたら未然に避難の用意をすることが肝要である」との記述が残されており、「科学不信の碑」とも呼ばれている。 3.11の津波、福島第一原発事故でも、残念ながら同じ教訓が得られた。 繰り返して欲しくはない。 汚れ・焦げ落とし110番 鹿児島県の特産品、桜島の火山灰【シラス】が主原料! 洗剤を使わないエコな研磨剤!!