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カテゴリ:院長の日々
さて私が開業している四国というのは、大変面白い特徴を持ったところであります。
自分もかつて本州からやってきたのでそれまでそんなことは全然知らなかったのですが実は、 四国の4県というのは全然団結していなくて、むしろ協調性なんか全くなくてバラバラに好きなように生きて活動している のです。 これはおそらく真ん中に四国山脈があって昔から地理的に分断されていたことの影響が大きいのかな?と個人的には推察しているのですが、それはともかくとして、四国4県が好き勝手に行動するということが良く分かる実例が、本州との間に3本も橋が架かっていることです。 普通に考えれば、橋は四国の玄関口である香川県に1本だけにして、後の2本は我慢してそのお金で四国新幹線を通した方が良かったのではないか、経済合理性が高かったのではないか?と思うのですが、 4県がそれぞれに好き勝手なことを主張するので超高額な橋が3本も架かってしまった んですね。 そしてその一方で鉄道網の整備は全く進まず、現在四国は日本国内で新幹線が開通していない数少ないエリアになってしまっています。そのため、本州に近い香川県と徳島県はともかくとして、愛媛県と高知県は長距離移動のためにどうしても飛行機に頼らざるを得ない状況となっています。これが「四国の現実」ということなんですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.16 17:33:08
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