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カテゴリ:植物
カラムシの花は変わっている。青い非常に小さな葡萄のような粒塊が幹に近いところにぶら下がっている。 この地方でも、大昔には、この草の茎から繊維をとって布を織っていたのだろうか。 養蚕が盛んになって、このカラムシの織物は廃れてしまったのだろうか。 現在は雑草のようにあちこちに沢山生い茂っている。 これから繊維を取らないにもかかわらず、この草が生い茂っていることは、花粉症のアレルギーが有る人には酷な存在です。此花は花粉症を引き起こす作用があるそうです。 カラムシの別名が麻苧と言うのがあるが、妙義山の滝の一つに麻苧の滝(不動の滝)と言う名はこれにちなんでいるのだろうか。 このカラムシで繊維を取り、衣服などを作る布を織ることが出来る。 南牧村の塩田さんと言う人が、養蚕をしたり、このカラムシで織物をしたりして、その地域の人たちに、その製造法を指導している。 其処で、カラムシの繊維を見せてもらったが、真っ白な光沢のある丈夫な糸が作られていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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