乳癌と鬱病とカウンセリング
英子さん(25)はマンモグラフィー検診で初期の乳癌が発見されました。そこで主治医が次の項目にわたってカウンセリングをしました。1.英子さんの子供の頃からの食事の傾向2.初潮年齢3.英子さんの現在のライフスタイル(特に食事)そうして主治医は、次のようにアドバイスしました。「英子さんはこうこうこういう理由で乳癌にかかったと思われます。これらを改善したら乳癌は退縮して行くはずです。食事を初めとしたライフスタイルを変えて下さい。この小冊子に生活の注意が書いてありますから、良く読んで、実践して下さい。」実際のところこんな医師はほとんどいないでしょう。もちろんこの話はフィクションです。話は変わるけど、鬱病患者が増えているようですね。どんな症状が鬱症状なのでしょうか。睡眠障害(よく眠れない、朝早く目覚める、夢をたくさん見る)。憂鬱な気分になる、気が滅入る、落ち込む、喜怒哀楽の感情の起伏が乏しい。自分に自信がなくなる、自分は価値のない人間だと考える、自分の存在が申し訳ないという感覚に陥る。仕事や勉強や家事をやらなければ、とは思うがそれができない、体が動かない。あらゆる物、事に興味を失う。頭の回転が鈍くなり、何かを考えても堂々巡りをする、決断や判断ができない。食事をしても味がわからない、砂を噛んでいるようで味気ない。性欲の低下。疲労、頭痛、倦怠感、頭が重い、めまい、吐き気、口の渇き、便秘、下痢。そうして心療内科を訪れたとしましょう。そこでみなさんにクイズです。心療内科の医師はこの患者に対してどんな治療をするでしょうか?「それは、患者の話をよ~く聞いて、何が原因かをさぐって、それに対して当然カウンセリングをしながら治療をするんじゃないの?」そう思いますよね?ね?ね?そこで牛乳に相談だ、じゃなくて、溝口徹医師に聞いてみよう。「ところが、心療内科の医師も、精神科のドクターも、綿密なカウンセリングを行う、カウンセリングを主体に治療を考える、というケースはきわめて少ないのが現実だ。」では、どんな治療を行うのでしょうね?「投薬を主体にした治療が圧倒的に主流なのである。」ええ~? そうなんだ~。なんでなの?なんでなの?なんでなの?「理由はカウンセリングのトレーニングを積んだ医師やカウンセラーの不足にある。本来なら、職場の環境や仕事上での人間関係、家庭環境などを詳しく聞くなかで、どういう過程を経てその症状が起きているのかを見極めるべきである。薬をつかうにしても、うつの原因となっている環境や関係をどうやって改善していくかということに重きを置くのが、本来の治療というものである。」ですよね?ですよね?ですよね?でも現実はそうではない、というのだ。なんでだろう?「しかし、そのスキルが不足している。だから、投薬治療をするしかない。風邪を引いて医師にかかれば、熱がある場合は解熱剤だが、咳が止まらなければ咳止めが処方される。出ている症状を抑える対症療法だが、なんと、それと同じ事がうつの治療でも行われているのである。つまり、眠れなければ睡眠薬を、気分の落ち込みがひどければ抗うつ剤を・・・というのが、いまのうつ治療の実状なのだ」え~ 知~ らなかった。 広教広告機構です。【出典】人気ブログランキングへ【広教広告機構についての説明】広教広告機構は、真実を広く教えることを目的とする運動です。姉妹ブログ「蚤とダイエット」の管理人、為谷邦男クンが立ち上げました。賛同する方は真似して下さってオッケーです。あなたのブログにみんなに知らせたい真実をアップして下さいね?そして最後に、え~ 知~ らなかった。 広教広告機構です。と書いて下さい。そしてお互いにトラバし合いましょう。以前「公共広告機構」というのがありましたが、現在は「ACジャパン」という名前に変わりました。なのでパロディーでもなくなりました。