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ヒロガルセカイ。

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柊リンゴ

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2006/04/10
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おなかの底から、じんじんと熱いです。
「うううんっ。」
なでられる背中が真夏から離れていくような浮遊感。
ようやく離された唇から、乱れた息がこぼれます。
「先生、どうしよう・・。」
「どうした?」
「どうしよう。」
先生にぎゅっと抱きつく真夏。
「真夏、。」
真夏のくしゃくしゃの髪をなでて、自分に押し付けてくる顔を上げさせます。
「あとで、たらふく食べさせてやる。食えるものならな。」
「なんで。」
ふふっと笑った真夏はするっと先生から離れました。
「どうしたらいい?せんせい?」
上気にあてられたように前かがみになって、相手の様子を伺います。
猫みたいです。
「ふうん?思ったより楽しそうだ?」

とん・と胸を押して倒します。ころんとベッドに体を沈める真夏は
天井を見上げます。
さっきまで、くさかったのに。
オレンジ色の照明がぼんやりとします。
ベルトをゆるめて楽になります。

「先生、どうして俺を抱くの?」
「なにを今更。」

「抱きたいと思ったんだ。男とキスして平気なやつを。」

ふうん。照明を隠すように先生が乗ってきました。

「抱いたらどうなるか見たかった。おまえの顔が好きだから。」
顔を撫でられ。その手はゆっくりと下へ降りていきます。
「担任の挨拶のときに。お前を見てから。」
「・・あっ・。先生、あ、。」
先生の手がパンツの中にもぐりこんで激しく動き出します。
「あ、せんせ・・ちょっ・・と。」
「いつも気にはしていたんだ。」
「や・・・・。」
真夏は首を激しくふります。
未体験のかゆいような、痛いような・・わけのわからない感覚に引きずり込まれそう。
「かわいいんだ、真夏が。」
「・・・・くうっ・・。」
激しい動きが服の中では窮屈で、膝まで下ろされました。
こらえる声が、だんだん高くなります。
「真夏。声をだしなさい。」





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Last updated  2006/04/10 05:17:55 PM



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