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テーマ:『風林火山』(30)
カテゴリ:TV
先週は感想をスルーしてしまったので
二話まとめて。 先週は信濃攻めを始めた信虎が攻める海ノ口城に 入った勘助の活躍と隙を狙って城を落とした晴信の 知略のぶつかり合いでした。 大軍の力技でごり押しする武田軍に対し、小技を駆使して 平賀軍を統率する勘助の知略。 特に水の手を切られる作戦を見抜き、甕に水を張って 察知する場面は見ごたえがありました。 こういう小技もいいですが、これから大軍を動かしての 知略を早く見たいものです♪ しかし、はぐれ軍師の悲しさですね。 追い討ちを掛けようとする勘助の策略は退けられ、 さらに敵襲があるかもしれないという不安は 現実のものに。 晴信の奇襲を防げなかった勘助は潔く負けを認めたものの、 平賀に殉じなかったのはまだ彼の野望は達成できていない、 そう考えての屋根裏潜伏でしょうか。 そして、今回。 「勘助討たれる」 あらすじは公式からです。 武田晴信(市川亀治郎)は奇襲で海ノ口城を奪った。 山本勘助(内野聖陽)と平蔵(佐藤隆太)は城内に 潜み様子を伺っていたが、平蔵は勘助の制止を 振り切り晴信に向けて矢を放つ。 しかし板垣信方(千葉真一)によって防がれてしまい、 勘助は死を覚悟して平蔵の身代わりに晴信の前に 姿を現すことにする。 晴信は怒る板垣を制し、自ら勘助の首に向けて太刀を 振り下ろすが、すんでの所で止め『偽軍師、山本勘助が 首を討ち取った』と宣言する。 晴信が討ち取ったのは、命ではなく勘助の武田への復讐心だった。 晴信は奪った城を放ったまま甲斐に戻るが、先に引き揚げていた 武田信虎(仲代達矢)はその行動に激怒する。 自らが落とせなかった城を簡単に奪った晴信への嫉妬がそこにあった。 それから3年後、武田家と信州・諏訪家は同盟を結び、晴信の 妹・禰々(桜井幸子)が諏訪頼重(小日向文世)の元に嫁いだ。 諏訪で信虎は頼重の娘・由布姫(柴本幸)の美しさに心を奪われ 自らの側室にと望み、頼重を困惑させる。 そして翌年、天文10年(1541)、新年の祝いの席で信虎は晴信を 駿河に追放する意思を鮮明にする。 信虎の振る舞いを許せない晴信はついに自らの決意を板垣に打ち明ける。 ******************************* 信虎と晴信の確執・・・信虎の偏った愛情はすごく分かるので、 もう一歩・・・信虎の戦好きで民に被害が出ている、そういう 場面を入れて晴信が決意する、と河原の板垣との会話だけで 示すのではなく場面として入れたほうがいいなあと、と思いましたねー。 どんなに虐げられても晴信が父の言うことを肯定的に 受け止めることで、決して信虎への愛情は失われて いない、ということを示した場面では「NHKっぽいなあ。」と 苦笑・・・。 海ノ口城での勘助との対峙は気合のぶつかり合いが良く分かって 良いシーンでした。 戦だけでなく恨みの心までも打ち砕かれた勘助。 命を投げ出して武士として死ぬ覚悟も寸止めになって 自分の思いのやり場に悩む・・・。 川で水を打ちつける勘助の無念の思いが痛かったです。 さて、ヒロインの由布姫登場♪ 目が印象的な女優さん。 この大河が大抜擢のようなので、熱い思いを秘めた 由布姫を魅力的に演じてもらいたいです。 もう諦めるしかない晴信さん。 今川義元と三つ違い!という役柄での比較を思わず役者さんでも 考えてしまいました。 晴信が川を見つめながら言った「上善如水」。 白瀧 上善如水 吟醸吟醸 720ml 日本酒を飲み始めた頃は良く飲みました♪ フルーティーでとても飲みやすいお酒です。 大河のアフィリはお酒ばかり張っているような・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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