|
カテゴリ:樹木
☆ウォーキングコース(玉川上水)のところどころに生えているシュロの木です。正確には、ヤシ科シュロ属の「ワジュロ」のようです。日本では九州地方南部に自生していますが、耐寒性が強いので東北地方まで栽培されているそうです。
☆よく見ると、上の方に黒く熟した実がたくさん見えます。ワジュロは雌雄異株なので、これは雌株のようです。 ☆シュロは種がたくさんでき、鳥によって運ばれるため、あちこちに種がまき散らされるようです。ウォーキングコース(玉川上水)でも、まだ小さなシュロの木が、あちこちで見られます。このように、人が植えていないのに芽を出し成長しているシュロを、「ノラジュロ」「ノジュロ」というそうです。 ☆5月中旬、ウォーキングコースの別の場所で、ワジュロの雄株が花を咲かせていました。 ☆雌花は上向きに咲きますが、雄花はこのように垂れ下がるように咲いています。小さな雄花が集まって、このような雄花序を作っています。 ☆雄花は、花弁が3枚、雄しべが6本とありましたが、3枚の花弁と先端に葯がある6本の雄しべを確認できます。花弁が開ききったものは、花粉を出しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.04 05:31:51
コメント(0) | コメントを書く
[樹木] カテゴリの最新記事
|