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テーマ:楽天写真館(354636)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース(玉川上水)の道端に、キュウリグサの花が咲いているのを見つけました。キュウリグサは、日本全土に分布し、畑や道端に自生するムラサキ科キュウリグサ属の越年草です。キュウリグサは、ムギ作の伝来にともなって帰化した古代帰化植物の1つだそうです。
☆キュウリグサは、茎の先にサソリ型花序を伸ばして直径約2ミリの淡青紫色の花を次々に咲かせます。 ☆キュウリグサ(胡瓜草)の名は、葉をもむと野菜のキュウリのような香りがすることに由来するそうです。 ☆キュウリグサの花は、5つに分かれる花冠は明るい空色で中心部は白く、副花冠は黄色で5つに分かれて見える小さく清楚な花です。キュウリグサの薄いブルーの花、はっきりした中央の副花冠などは、ムラサキ科の花に共通しています。 ☆これまで観察したムラサキ科の花をまとめて紹介します。ムラサキ科ルリソウ属のヤマルリソウです。ヤマルリソウ(山瑠璃草)の名は、山に咲くルリソウに由来し、ルリソウは文字通り瑠璃色の花を咲かせることに由来します。ヤマルリソウの花冠は5つに分かれ、副花冠は白く歯車のように見えます。(2016年4月6日撮影)。 ☆ムラサキ科ハナイバナ属のハナイバナです。ハナイバナ(葉内花)の通り、葉の中で咲いています。ハナイバナの花冠は5つに分かれ、真ん中に白い副花冠が見えます。(2015年4月15日撮影)。 ☆ムラサキ科ムラサキ属のホタルカズラです。ホタルカズラ(蛍葛)の名は、星形に見える白い筋を蛍の光に見立てたものという説や、緑の中に鮮やかな瑠璃色の花が咲く様子を蛍に例えたことからという説があるそうです。ホタルカズラの花冠は先端が5つに分かれており、それぞれの中央に白い隆起があります。(2015年4月29日撮影)。 ☆ムラサキ科ワスレナグサ属の園芸植物ワスレナグサです。ワスレナグサ(忘れな草)の名は、英名のforget-me-not(私を忘れないで)の直訳です。ワスレナグサの薄青色の花冠は5つに分かれており、真ん中に5つに分かれる黄色い副花冠があります。(2013年4月13日撮影)。 ☆キュウリグサの花言葉は、「愛しい人への真実の愛」だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.16 06:00:08
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