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カテゴリ:樹木
☆3月6日に久しぶりに昭和記念公園を訪ねました。そこで観察できた植物を紹介しています。スギの雌花と雄花です。(2018年3月6日撮影)。
![]() ☆スギは雌雄同株・雌雄異花で、枝先にたくさんの雄花をつけます。スギは、ヒノキ科スギ属の常緑高木です。スギは、日本の樹木ではクスノキに次いで大木になるそうです。なお、スギはスギ科に分類されていましたが、スギ科とヒノキ科を分ける必然性はないとしてヒノキ科にまとめるのが普通だそうです。スギは、本州・四国・九州(屋久島まで)の主として太平洋側に多く自生します。 ![]() ☆スギの雌花は緑色で直径2~3センチの球形、枝先に1個ずつつくというので、雌花を探してみました。雄花とともに、雌花を見つけることができました。携帯用のコンパクトデジタルカメラで、写真が鮮明でないことをお断りしておきます。 ![]() ☆スギの雌花はほぼ球形で、鱗片が密着し、表面に小さな棘が出ます。 ![]() ☆探してみると、他にも枝先に1個ずつつく雌花を見つけることができました。 ![]() ☆枝には、種が出てしまったと思われる昨年の果実も残っていました。 ![]() ☆枝先にたくさんつく雄花です。スギの雄花は、長さ5ミリくらいのフットボールのような楕円形で、枝先に密生します。スギは風媒花で、多量の花粉を飛ばします。撮影時にも、雄花から煙状に黄色い花粉が出ているのが観察できました。花粉症対策として、無花粉スギについての研究が進んでいるそうです。 ![]() ☆今回は、雄花とともに初めて開花時のスギの雌花を観察することができました。スギ(杉)の名の由来には、さまざまな説があるようです。成長が速いので「すくすくと生える木」、真っ直ぐに伸びるので「直木(すぐき)」、上に進み伸びるので「進木(すすき)」などで、いずれも杉の木の成長の早さに由来するようです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.24 05:00:12
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