妊婦が働くということ
長い空白のあった私のブログに温かい励ましのコメントを頂き、心より感謝しています。感激です。ありがとうございました!さて、先日のブログで第3子の妊娠を記しました。実は、公表するには少し抵抗があり外見で妊娠に気付かれる程になるまで、周囲にも言わずにいようかと思っていました。私は産前産後の女性の心と体をメンテナンスしながらサロン業務や講師活動のお仕事を頂いています。もちろん、出産の有無に関わらず全ての女性の心と体に寄り添うことが仕事です。サロンに来られるお客様や講座を受講される方は(講座内容によりますが)10~70代と幅広く、ライフスタイルもそれぞれ。もし、私が妊娠したことを皆さんが知ったら。正直言って、不安でした。基本的に、妊娠したからといって急に生活が制限されるというものではありません。気を付けるべき点は出来ますが、アレもコレも「ダメ」な生活に急変するものではないのです。つわりなど、常に自分の体に聞きながら上手く付き合って行けば、大抵の人はある程度の日常生活は維持できるでしょう。そのことを、講座に来られる妊婦さんに私の体を通して知ってもらえれば、という思いと気を遣われて、講座の仕事が来なくなってしまうのではないかという不安。・・・そんな葛藤がありました。しかし、妊娠とは必ず無事に出産に辿り付けるというものではありません。万が一の時には多くの人を巻き込み、多大な迷惑を掛けてしまうことになりかねないのです。大抵、社会的には産休という産前産後の約2ヶ月を除けば(実際にはもう少し短いですが)会社などでは業務に復帰(育休をとらない場合)出来ます。産前も、出産の約1ヶ月前までは仕事が出来る訳です。確か、長女を妊娠している時は8ヶ月まで整骨院で仕事をしていました。治療中、患者様に「お腹があたって、怖いわ~」と指摘され慌てて、休職したのを覚えています。患者様に気を遣わせてしまっていた失敗例ですが(汗)そこで、注意しなければならないのが仕事の内容です。肉体労働や、放射線を取扱う職種はもちろん現場の仕事から離れなければ、胎児に悪影響がある職業があります。こういった時、女性の社気的な立場はまだまだ考慮してもらえないのが現実です。組織に所属していない私の場合、社会的地位の心配はありませんが私の仕事は肉体労働に入るのでしょうか?確かに整骨院での業務は「白衣のドカタ」と呼ばれるくらいですから肉体労働並みの体力仕事かもしれません。では、サロンの業務は?講師業は?私のように個人で事業をしている場合業務を代わってくれる人がいません。告知しないことは、「無責任」なのかもしれません。そして、自己中心的な行為と非難されることなのかもしれません。しかし、ブログの力はすごいもので「妊娠発覚」ほんの一言がこの数日間で、多くのお祝いメールを頂く結果に・・・!その多くは妊娠しても仕事を続ける事に賛同して下さり、応援してくれる内容でした。感謝すると共に、ホッと胸を撫で下ろした瞬間でもあります。出産までの数ヶ月間を考えた体調管理、これを徹底することが仕事を続ける事を選択した私の責任です。そう、それから「出産する度に元気でキレイなママになる」こと。これも、果たさなければ・・・(苦笑)