与那国旅行記 4日目 ~与那国 原チャリツーリング 花酒・泡盛酒造所見学~
南牧場から比川の集落を抜け、再び島の中央部へ向かいます。途中に鉱山がありました。何の鉱山かと思ったら、化石サンゴの鉱山なんだそうです。 テレビでも紹介されていました。化石というよりサンゴの骨格そのものですね。良質のカルシウムとして、人間が飲むこともできるんですね。 おそらく与那国島で唯一の立体交差をくぐりまして、祖内の集落の方向へ向かいます。 ここから、花酒・泡盛の酒造所見学の始まりです。与那国島には3つの酒造所があります。まずはティンダハナのそばにある崎元酒造に行ってみました。 崎元酒造ではこちらの『与那国』が代表的な泡盛です。 【沖縄】【泡盛】与那国 30度/1800ml【b_2sp1202】価格:1,600円(税込、送料別)宿でも毎晩いただいております。(笑) こちらでは工場見学をすることができます。酒造所の方に案内していただきました。 こちらが地釜式の蒸留機です。昔ながらの製造法なんだそうです。 できあがった泡盛の箱詰め作業中です。 こちらでは直売もしていて試飲することもできます。バイクで来たので試飲は遠慮しまして、お土産で何種類か買って帰りました。 次に立ち寄ったのが、祖納の集落にある国泉酒造です。 こちらは言わずと知れた『どなん』の酒造所です。 度数60°の最強泡盛!【泡盛・花酒】 どなん 60度 600ml (クバ巻き)与那国名産価格:2,380円(税込、送料別)この『どなんクバ巻き60度』を初めて飲んだときの衝撃は今でも忘れられません。日本では唯一与那国島だけ60度の酒を作ることが許されています。このアルコール度数が高い泡盛を『花酒』といいます。アルコール度数が高いので『泡盛』と表記できず、『スピリッツ・原材用アルコール』なんて書かれています。いつかはこのうまい花酒を作る国泉酒造を訪れてみたい。と以前から思ってましたので感無量です。こちらでも、中を見学させてもらおうと思いまして・・・なんとも味のある入り口から入りました。 ところが、酒造所の方によると、ただいま山の方に移転中で、ここではもう泡盛は作っていません。残っているもので良ければ見ていってください。とのことでしたので写真を撮らせてもらいました。このとおり、タンクはまだ残ってました。 出荷前のどなんが山積みされておりました。 一応、こちらにも直売コーナーがありましたので何種類かできたての『どなん』をおみやげにしました。クバ巻きの一升瓶なんて初めて見ました。 次に向かったのが国泉酒造のすぐそばにある入波平(いりなみひら)酒造です。 入波平酒造は、こちらは『舞富名』が代表的な泡盛です。 舞富名[まいふな] 入波平酒造 30度 1800ml【沖縄琉球泡盛】価格:2,258円(税込、送料別)こちらも以前はここにあったものの、空港の方に移転したそうです。そう言えば、久部良に行く途中にありました。こちらは残念ながら見学しませんでした。国泉も移転するそうですし、集落の中にあった与那国の酒造所は郊外への移転がトレンドのようですね。 というわけで、2軒の酒造所をまわり、スーパーで買ったものも含めまして・・・これだけゲットしました。さらに会社用に『どなん』の一升瓶も買って帰りましたので、帰りのスーツケースの中はほとんど泡盛でした。(笑)