ベトナム・ナゾの宗教カオダイ教を見学
クチトンネル見学のあと、向かったのがタイニンという街にあるカオダイ教という宗教の総本山。カオダイ教は非常に変わった宗教で儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教の五つの宗教をごちゃまぜにしてひとつにまとめたというベトナムの新興宗教だそうである。 正門から総本山の建物へ向かう広大なアプローチ。かつてはこの場所まで信者であふれかえっていたらしい。 総本山の建物 総本山の入り口。彫刻が立派。 総本山のサイド。奥行き100メートルぐらいある。 総本山の裏側にあるカオダイ教幹部の墓の周辺。植え込みのレイアウトがおもしろい。 クツを脱いで総本山の内部へ!! 内部は礼拝堂になっている。これまた彫刻がすごい。 これが御神体の目ん玉。まゆげつきなのがすごい。この目ん玉は「天眼」と呼ばれていて「宇宙の原理」「宇宙の至上神」の象徴だそう。 目ん玉もとい御神体の裏側。宇宙をイメージしているのがよくわかる。 礼拝が始まる。朝から深夜まで1日4回礼拝があるらしい。一度の礼拝で数時間かかるらしい。 もともとの宗教によって着る服の色が違うらしい。青はキリスト教だったかな? お経にあわせて数百人の信者が一斉に頭を下げたりするのが見事。ただ、よく見ると信者のほとんどが老人。ガイドによると若者の信者は少ないという。