テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
私は見た。なすすべもなく・・・。 架空の地方都市で長く市長として権力を振るっていた男・ヴァルラムの死から物語が始まる。 その死亡記事を見つめる女性・ケテヴァン。 両親をヴァルラムに粛清され、人生を狂わされた彼女の回想を通して、彼女の家族や市民がたどった苦難の道のりが、力強く幻想的に描かれる。 ソビエト連邦解体につながるペレストロイカの象徴となった伝説的映画が、20年の時を経て日本にて公開。 ・・・・・・・・・・ 旧ソビエト連邦の厳格な検閲の下、グルジア共和国で製作された映画。 1984年に完成。 1986年に公開された。 見るものに、スターリン書記長による大粛清を想起させる内容は、その時代を真正面から批判した映画として、全世界の注目を集めた。 その後、ソビエト全土でも公開され、その社会的な反響は1991年のソビエト連邦解体にもつながるペレストロイカ(改革)、グラスノスチ(情報公開)の象徴となった。 チラシより抜粋。 20年以上前に作られた映画が、やっと日本で公開された。 上映してたのは、良心の映画館「ナナゲイ」こと「第七芸術劇場」。 罪もない夫を奪われた妻や父母を殺された娘・・・。 それをなすすべもなく、見ていなければならなかった市民。 人類が、再び大きな過ちを犯さないために忘れてはならない事実がある。 日本人も、過去の戦争を忘れたがる。 しかし、 ジョージ・サンタヤーナ(哲学者) ・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2月10日*火を焚く音/昭和恋々:下駄 *UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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