カテゴリ:里山・歳時記
シュトーレンは生まれたばかりのキリストが布に包まれた様子や生まれた時に使った枕の形を 模したといわれるヨーロッパに伝わる聖なる日の発酵菓子です。 「ボー・スイエル」のシュトーレンはイーストを入れたパンに似た生地で作る、フランスアルザス地方に伝わるレシピーで作った シュトーレンです。 クリスマスの4週間前の降臨節から日曜ごとに薄く切って食べ始め、食べ終わるといよいよクリスマス。 パンのまわりにたっぷり塗ったバターが空気を遮断して長い保存に耐えます。 ■千葉に住む癌を患う友人■からクリスマスプレゼントがおくられてきたのは12月17日。 プレゼントと一緒に入っていたのが「シュトーレン」。 はじめて知ったお菓子。 日本人にとって、クリスマスといえば24日と25日というのが相場だが 本場のヨーロッパには、クリスマスにいたるまでの御祝が色々あるようだ。 「シュトーレン」もそのひとつだろう。 この他にもヤドリギの下では誰にでもキスをしていいというしきたりや、 守護聖女バルブの日の小麦など、日本人には、あまり知られないクリスマスの習慣がある。 ■ヤドリギの下でキスを・・・。 ■ ヤドリギのリース。 「イリスの庭」を読んで、それまで以上に好きに・・・。 ここでは、リースを天井からつってロウソクを立てています。 まるで、シャンデリアみたい・・・。 ヤドリギの言葉は「征服」。 ヨーロッパの古い言い伝えに、 「クリスマスの夜には、ヤドリギの下で誰にでもキスをしてもいい。」というのがあります。 ■守護聖女バルブの日の小麦 ■ ・・・(略)12月4日、守護聖女バルブの日になると、 私はクリスマスに備えて発芽するように 毎年、欠かさず小麦をお皿に蒔きます。 これは、プロバンスやニース地方に伝わる風習です。 そうして芽を出した、青い麦は幸運の象徴として、 12月24日の夜のつつましい食べ物と 13種のデザートが並んだテーブルを飾るのです。(略) 日本では、クルスマスといえば、クリスマスケーキとクリスマスツリーと相場が決まっているが、本場のヨーロッパには、いろんなことがあるのだなと思う。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年12月19日*正月準備:年の箸* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.21 21:13:28
コメント(0) | コメントを書く
[里山・歳時記] カテゴリの最新記事
|
|