テーマ:■雑学王■(673)
カテゴリ:トリビア
「宮古では、畑に行くことをパリに行くと言います。」 今年の2月、沖縄本島から南に400キロ離れた■八重山諸島■に行った時に石垣島で乗ったバスガイド嬢が言った。 それが、八重山言葉採集の第一歩となった。 次に気になったのは、上地島のことをパナリということ。 「なぜ、上地島のことをパナリと言うんですか?」と気になった私は、上地島の元住民ガイド氏にたずねた。 「上地島と下地島のことを合わせて、『アラグスク=新城』と言います。 しかし、島は浅瀬ではあるが、離れている。 「離れ」は八重山では「パナリ」と言うのです。 その時、突然、ひらめいた! そうだ、大昔、は行は、ぱ行だったのだったことを!! 石垣島のサンゴが美しい海の名前は「川平」とかいて、カピラと読む。 カピラ湾の中に小さな島があったが、地図を見ると「○○パナリ」と書いてあった。 石垣島から離れているという意味だ。 「ちゅらさん」の島、小浜島でバスの中からヤギを見た時、運転手さんが言った。 「沖縄本島では、ヤギのことを ヒーチャーというのですが、八重山では ピーチャーと言います。」 映画、■ペンギン夫婦の作りかた■。 「返銀」という姓をヘンギンと読まず、ペンギンと読む。 辺銀食堂は石垣島にあるのを思い出した。 石垣島空港は「南(ぱい)ぬ島」と書いてある。 沖縄本島で、「南風がふく」ことを「はえがふく」というと昔聞いたことがある。 「はえ」が「ぱい」というわけだ。 もしやと思って、愛読書の「日本アホバカ分布図考」を調べたら、あった!! 「惚れ者」という言い方が「プリムン」、「プリムヌ」という言い方に変わっていた。 また、関西圏で使う「アホ」は「アッポ」、「アンポ」に。 「アッポ」、「アンポ」は、関西でもたまに、おどけて使うことがある。 やはり、そうだったのか・・・。 「やはり」は「やっぱり」ともいうが、これもその変化なのか? 八重山には、遠い遠い日本の言葉が今も生きている。 は行とぱ行については書くことがあるが、それはまたの機会に。 ■追記■ ●ヒヨコは、その鳴き声から「ピヨコ」とよばれたいた。 ●イリオモテヤマネコのことを西表の言葉では「ヤマピカリャー」(山で光るもの)と、呼ばれている。 この「ヤマピカリー」も「ヤマヒカリ」の変化形だろう。 日本と書いて、「ニホン」と読むが「ニッポン」とも読む。 これもそうなのか? ■2014年2月20日(木) ◎石垣島 石垣島(いしがきじま)は、沖縄県石垣市に属する島である。 面積は約 222.6 km² と沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。 日本全体では、本土と沖縄本島を含め、熊本県上天草市・天草市に属する天草上島に次いで 21番目の面積を持つ。 人口は約4万5千人。 私の大好きなの■ビギン■の故郷。 ■八重山:石垣島・米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落 ■ ■川平湾グラスボート■ ■石垣 やいま村■ ■みんさー織■ ■2014年2月21日(金) ◎西表(いりおもて)島 八重山諸島最大の島である。 島の90%を森が覆い、イリオモテヤマネコをはじめとする固有の生き物が多数生息する。 日本のガラパゴス!! ■仲間川遊覧・遊覧ボート・マングローブ林を行く■ ◎上地島=新城(アラグスク) 黒島の西4キロに位置する島で、上地と下地の2島からなります。 上地島の集落近くには上地港、下地島北端には下地港があるが、定期航路はない。 ■ほぼ無人の島を歩く ■ ■火番盛■ ■古井戸の記憶■ ◎西表(いりおもて)島 ■ユツン川マングローブ木道 ■ ■吾輩はイリオモテヤマネコである。■ ■2014年2月22日(土) ◎由布島 西表島から400mの所にある島。 水牛車で行くことが出来る。 かつては、人が住んでいたが、今は無人。 島中が植物園のよう。 ■牛車で海を渡る ■ ■電気はどこからくるかしら?■ ◎小浜島 NHKの朝の連続小説「ちゅらさん」の舞台となった島で、撮影場所めぐりが島のウリ。 ■「ちゃらさん」の島■ ◎竹富島 集落全体が、木造赤瓦の民家と白砂が撒かれた道という沖縄古来の姿を保っている。 町並みが重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。 ■重要伝統的建造物群保存地区■ ■安里屋ユンタ■ ■古代文字:カイダ文字■ ■お土産と 持ち帰れないもの■ ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.07 10:02:42
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