カテゴリ:国内旅行
2014年7月17日(木)
鬼が島伝説の「桃太郎」の舞台、鬼ノ城に行った。 「鬼が島」というくらいだから、島かと思えば、なんと山の中!! まあ、樹海に浮かぶ島ということで・・・。(^-^) それによると温羅は当地を拠点とし、討伐に赴いた吉備津彦命と戦って敗北したのち、吉備津神社の御釜殿の下に埋められたという。 鬼ノ城は、663年(天智天皇2年)の白村江の戦いに倭国が敗れた後、唐・新羅の侵攻に備え築城したと考えられている。 『日本書紀』などには西日本の要所に大野城など12の古代山城を築いたと記されており、鬼ノ城も防衛施設の一つであろうと推測される。 しかし、どの歴史書の類にも一切記されていないなど、その真相は未だに解明されていない謎の山城である。 なぜ、こんな山の中に城を作ったのかという疑問があった。 平野で作った食べ物や日用品などを、この山の上の城まで運ぶのは、大変なことだっただろう。 その理由として、 敵が攻めて来るのを早く見つけられること。 敵が攻めにくいこと・・・などがあげられる。 しかし、もうひとつ山の上に城を置く利点があった。 それは、連絡手段のための狼煙(のろし)。 狼煙(のろし)について調べてみると、下のようなことが分かった。 (上の写真は沖縄・八重山の島の狼煙台) ■狼煙(のろし)■ 664年、対馬・壱岐・筑後国に防人と烽(のろし)を置いた。 これは663年に朝鮮半島白村江で、日本軍が唐・新羅の連合軍に敗れたことから国防のために備えた。 •天平年間(728~744)、新羅との関係が緊張した時、壱岐と出雲間に烽を置いて通信試験をしたことが伝わっている。 この話は、鬼ノ城が作られた時代と合う! ←桃太郎という名のトマト ■ペプシのCMで小栗旬■が桃太郎になっているのがあるが、あれ好き!! ■岡山県古代吉備文化財センター・鬼ノ城■ *JR吉備線服部駅から徒歩約5km *JR伯備線総社駅から車で約20分 *国道180号国分寺口から北へ6km *山陽自動車道岡山・総社ICから約8km 7月15日(火)~17日(木)まで、夫とふたりで旅行。 行った先は、岡山県・津山市、広島市、岡山県・吉備路(総社市)。 ■7月15日(火)■岡山県・津山市。■ ■岡山県・津山:森蘭丸の弟の造った衆楽園■吉井川の源流の滝と古木■ ■城西浪漫館■吉井川・高瀬舟の船着場跡■ヒメボタルと緑陰の幸福■ ■7月16日(水)■広島市 ■広島平和記念公園■をガイド氏の説明を聞きながら歩く。 ■ヒロシマ:ちちをかえせ ははをかえせ・・・。■元安橋と水辺カフェ■ ■7月17日(木)岡山県・吉備路(総社市)■ ■備中国分寺■ *鬼ノ城 *備中高松城 *吉備津神社 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2014.08.18 00:58:09
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