テーマ:映画館で観た映画(8425)
カテゴリ:映画
![]() ニッポン 対 ゴジラ 現代の日本に巨大怪獣ゴジラが出現。 パニックに陥る者、立ち向かう者。 大いなる脅威に直面した人々の行方は……。 日本の怪獣映画史に名を残す“ゴジラ”が、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が総監督、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の樋口真嗣が監督を務め、シリーズ初のフルCGで復活。 巨大怪獣の出現で未曽有の危機にさらされた人々の物語が描かれる。 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみをはじめ、総勢328名のキャストが出演。 ![]() 7月29日公開の「シン・ゴジラ」をやっと見ることが出来た。 はじめて見た、ゴジラは、いかにも作り物(目が動いてない)だったが、 ♪でも、でも、でも、でも そんなの関係ねー、そんなの関係ねー 素晴らしい展開だった。 これまでにも「シン・ゴジラ」論は、新聞で読んだことがある。 ある日、理不尽に襲来する怪獣とそれに対峙する日本の姿を描いた映画「シン・ゴジラ」。 その挑発的な情報の怒涛をどう「読む」かーー。 ![]() だから、総理大臣以下内閣、官僚、自衛隊、はては、アメリカや国連までもが関与する大問題となる。 その対策会議は、はじめに方向性の決まった会議だ。 縦割りで、これまでのことを基準にして決める。 「これまで、そんな事例はなかった」ということで、自衛隊も動けない。 阪神大震災の時も、自衛隊の出動を許可するににもめたのか、出遅れたことがあった。 映画の中でも、 「もし、出動するなら、〇〇条が適応する」などとお役所的な相談をしている。 ゴジラは、作り物感があるが、政府の対応などは、 この脚本の執筆段階から防衛省・自衛隊に協力を依頼し、 ■「実際にゴジラが現れた場合、自衛隊はどのように対処するのか」■ 「ゴジラに対して武器の使用が認められるのか」などミーティングを繰り返し行い、事実に即した脚本に仕上げていったという。 劇中ではゴジラが「巨大不明生物」と呼称されているが、これはミーティングに出席した官僚の発言に由来している。 また、戦車による攻撃シーンの参考にするため、富士総合火力演習の撮影をしている。 この他に首相官邸や自衛隊基地をロケハンしている。 が、官邸職員からは「そのまま再現するのは控えてほしい」と忠告されたり、作戦本部など撮影が許可されない場所もあった。 「完成した映画でファンタジーなのはゴジラだけというくらい突きつめています」と述べているくらいに、政府や官僚たち、自衛隊の用語が飛び交っていた。 ![]() 巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化したのがゴジラだというのも、面白い。 人間が、作った悪で人間は大きな被害にあう・・・。 ゴジラが川を遡上する時、3.11の津波を思わせた。 この映画、3.11の大震災と「フクシマ」をだぶらせてしまう。 エンターテイメントの中に社会性のある映画になっている。 「シン・ゴジラ論」を読んでみたいと思う。 ![]() その挑発的な情報の怒涛をどう「読む」かーー。 「日経ビジネスオンライン」では、人気連載陣のほか、財界、政界、学術界、文芸界など各界のキーマンの「読み」をお届けするキャンペーン「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」を2016年9月から開始。 実に25万字を超える多様な「シン・ゴジラ」論をお届けすることができました。 石破茂、枝野幸男、潮匡人、清谷信一、山根一眞、加藤典洋、境治、小田嶋隆、五十嵐太郎、片山杜秀、モリナガ・ヨウ、中川龍太郎、新楽直樹ーー。 各界から気鋭の論者が独自の視点で読み解いた記事をたっぷり収録し、さらに本書刊行に際して加筆や補遺をふんだんに盛り込みました。 多様な「読み」を許容する「シン・ゴジラ」の懐の深さと、それを生み出した制作陣への敬意とともに、ここに皆さんにお届けします。 ![]() 時代を代表する22名が時代の試金石としての事件=『シン・ゴジラ』を読み解く。 ・・・・・・・・・・・・・ ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.29 14:48:01
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|