カテゴリ:読書
■あきない世傳金と銀<1>■ 学者の娘として生まれ、今は大坂天満の呉服商「五鈴屋」に女衆として奉公する主人公・幸。 十四歳の幸に、店主徳兵衛の後添いに、との話が持ち上がった。 店主は放蕩三昧で、五鈴屋は危機に瀕している。 番頭の治兵衛は幸に逃げ道を教える一方で、 「幸は運命に翻弄される弱い女子とは違う。 どないな運命でも切り拓いて勝ち進んでいく女子だす」と伝える。 果たして、「鍋の底を磨き続ける女衆」として生きるのか、それとも「五鈴屋のご寮さん」となるのか。 あきない戦国時代とも呼べる厳しい時代に、幸はどのような道を選ぶのか。 話題沸騰のシリーズ第二弾! ★「あもや、と書かれた暖簾を示して、富久は言い、番頭の返事を待たずに店内に入る。」 (▲あも) 餅のことを大坂では「あも」と呼ぶ。」 ■あもも団子も■ ★「幸の脳裏に浮かんだのは、菊栄が花帰りの際に、紅屋からの土産と称して五鈴屋へ持ち込んだ、箱入りの鰹節だった。」 私も結婚式の引き出物に鰹節をもらった事があるが、昔から縁起物をして使われていたのだ。 ★天神橋■を渡り、 ■今橋■を左手に見て、 そのまま東横堀川に沿って南へ下る。 少し行くと■高麗橋。■ 西詰に高札場と橋番の小屋があり、 その脇から川面に続く階段があった。 というのがあったが、私が行ったことがある所ばかり! ★結婚すると女は帯を前で結ぶ。 これを■「前帯」■という。 江戸その他、地方に依ってはその用い方は少なく、京阪地方には広く用いられたもので、その風は大正初年にも及んでいる。 ★花帰り 新婦が初めて里帰りすること。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.28 08:07:33
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