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テーマ:政治について(19787)
カテゴリ:政治関連
ブログでの記事更新は久しぶりとなってしまいました。
一つには足跡機能が無くなってしまったのもあるのですが、日常で見かけたニュース記事の感想などはTwittwerで済ませてしまっているのあります。 中東の春の展開やその後とか、欧州情勢なども含めてネタはあったのですが、自分の中の考えや状況とがうまく合致してまとまらずそのままに来ました。 タイトルにも書いた違和感の正体が何なのか分からないまま、感じてた事などをつらつらと書いてみます。 まず中東の春のその後というか、最近ではシリアへの安保理決議を中国とロシアが拒否した事がそのまま市民虐殺の免罪符となってしまった事とか。 別に米英仏がいつも正義の味方だとか中露がその逆とか言うほど何かではありませんが、世界っていつも通りだなぁと。 エジプトの学生達が頑張っても頑張り過ぎがアダになってか市民達からそっぽを向かれて軍部と宗教勢力が結びついて根本的な情勢は覆りそうにないまま終わりそうだとか。 ギリシャの野党勢力は結局ユーロ参加維持のまま提案受け入れるなら前首相追いだした時のゴネは政略でしか無かったし、削られる公務員達の姿とかに正義というか正解があるようにも思えず、若者の48%が失業状態という凄まじさが実は先進国でもそう珍しい事じゃないという実情になんだかなぁとか。 米欧で昨年末辺りから格差是正を求めるデモとか横行してたけどデモ止まりで何も変わらなそうだねとか。意思表示は無駄では無い筈なんだけど、次につなげるにはそれだけじゃ駄目なのも皆分かってる筈なんだけど、じゃあティーパーティーが正解だったのかというと、それで当選した議員の質はどうなのよ的なレベルとか、オバマは演説上手いけどそれだけの人で終わりそうだったのを共和党の対立候補の小粒さというか矮小さ加減に救われて連投しそうな雰囲気だけどそれでアメリカの何かが変われそうかというとそうでも無い状況とかにも何だかなとか。 自分の中の答えは、一つははっきりしてきてます。 それは、民主主義は、少なくとも正解を選びだすシステムでは無いという事実。 選挙で選べるのは、あくまでも候補の中の誰かであり、当選するのは基本的に最大得票数なり基準数(割合)以上の票を得た候補者であって、彼らが正解を持っているかどうかは全く無関係。 民主化を求める運動が無意味とは言わない。けれど民主化が最も進んだと言われている欧米各国で起きている政争の数々や失業率の高さや格差の広がりなどを目にすると、中国などが安易にそちらに舵を切らない心情というのも理解できてしまう。 だって例えば、中央銀行の運営に、多数意見の反映なんて基本的に必要無いどころか、たぶんやったら有害。 何が正解かというのは政治的解決に多数決を要するものかも知れなくとも、そうでないものも確実に存在する。イタリアで選挙で選ばれた議員が全く含まれない内閣が発足したのもそういった認識から誕生したものとして、個人的には注目してます。 自治という言葉の響きは貴いし、尊重もしなくてはいけないのだろうけど、原発と同レベルで、人の、特に大多数には手に負えないものが自治には含まれてきてしまっているんじゃないかなと。 日本で起こった政権交代も意味が無いものじゃなかった。その間に起こった千年に一度と言われるくらいの震災や原発事故が重なった事も、その責任を自民党が直視せず官庁や東電だけに押しつけて素知らぬふりを続けている事も、選挙民は忘れるべきでないし。 選挙で出来る事は、誰かを選ぶ事、だけなんです。 それだけじゃ十分じゃなくなってる。 だから平成維新をなんて掛け声はもう20年以上前からあって聞き飽きてます。官僚が悪で特別会計を叩けばいくらでも財源がなんて民主党の掛け声が空しいものだった事も明らかになってます。大阪維新なんて掛け声で駆け上がってきた橋下は国政に色気出してますが、二重行政を排しての効率化まではまだしも、それだけでは国政に不十分です。国政の抱える問題はそれだけじゃありませんから。 じゃあ何をどうすればいいのか? そんな事をえっちらおっちら考えながら、出来る事をし積み重ねられる事を積み重ねていってます。 そんな日々を迷いなどをそのまま記録しておきます。 オチが無いのでその代わりのおまけ。 動画はこちら 『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれました「Fly Out」 - TV edit -』 絶望して立ち止まる事はあったとしても、立ち止まり続ける事に芸も意味も無い。なんて単純な事実を噛みしめながら日々を過ごしております。はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.12 22:28:19
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