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カテゴリ:書籍
決断力コンピュータが将棋の可能性を読み尽くして必勝法を発見したら、対戦してみたいと思っている。 「『将棋を指すうえで、一番の決め手になるのは何か?』と問われれば、私は、「決断力」と答えるであろう」(56 ページ)というのが本書のタイトルの由来であろう。 棋士は大変な仕事だと思う。羽生さんほどのタイトル・ホルダーになれば、1 年の 80 日以上が対局に費やされるという。加えて、勝てなくなれば引退するしかない。 羽生さんの世代は、コンピュータの力を借りて強くなったと言われている。すべての大戦をデータベースに記録し、インターネットを介して 24 時間どこにいても棋士同士が研究に参加できる。それが強さの源泉だという。 羽生さんのライバルで、私と同世代の谷川浩司・棋士が書いた「集中力」が同じ出版社から発刊されている。羽生さんとは違った側面からコンピュータを分析している部分があり、比較すると面白い。 ■メーカーサイト⇒羽生善治=著/角川書店/角川グループパブリッ/2005年07月発行 決断力 ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.22 18:45:47
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