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カテゴリ:小説
「千里眼 ブラッドタイプ 完全版」(松岡圭祐・著)
を、読みました。 千里眼クラシックシリーズの第11弾で「千里眼とニュアージュ」 につづく話ですが、文庫化前は千里眼シリーズでも他のシリーズでも ない独立したはなしで、12弾の「千里眼 背徳のシンデレラ」の後に 刊行されていましたが、今回の文庫化で11番目の話となったようです。 登場人物は千里眼シリーズの岬美由紀、催眠シリーズの嵯峨敏也、 ニュアージュシリーズの一ノ瀬恵梨香の3役揃い踏みのはなしです。 内容は「血液型」による差別と「白血病」の不治の病と見る世間一般の 見識に対する警告のような内容です。 骨髄移植をすることで別の血液型に変わることに抵抗を見せる白血病患者、 白血病を不治の病の印象にするテレビドラマにたいする抵抗、 血液型占いの迷信などに対する検証などがでています。 今回は3シリーズの主役が出ており、立場的には他の人物よりは1歩ひいている 一ノ瀬恵梨香が今回の役どころとしてはいい味出しているように思いました。 「千里眼 ブラッドタイプ 完全版」 いい役のような感じに思われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 23, 2009 05:14:52 PM
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