ガニュメデスの誘拐には。。。。
今話題のドレスデン展を観に小学生のシャチ子と出かけた。作品の数が絵画、当時の武器、測量機械、その他美術品など200強あり、内容も素晴らしく見ごたえがあった。レンブラントの大作『ガニュメデスの誘拐』では、画面洗浄が行われた後、画面下方に、洗浄前には見られなかった、ゼウスに我が子をさらわれてとまどう母親の姿が現れたとのこと。確かにその姿がかすかであるが、見ることができた。(同題の素描や版画作品には見られる母親の姿が「なぜ本画にはないのか」という問題が専門家の間でも議論の的となっていたそうである。)こういう謎があることに僕は改めて関心を持った。僕は子供に絵画などの芸術作品を見せることは創造力の醸成につながると勝手に考えている。ただ、僕自身に美術に関する知識が希薄なため、シャチ子の質問に答えてやれないのは残念なことである。今回は音声ガイドが利用できたのでシャチ子にも有意義な鑑賞となったようだ。僕にとってもこれからよい趣味になりそうである。<今日の一句>魅了され いつかは海越え ドレスデンドレスデン 行きたし思えど 遠くなり...シャチ子作