立体構造計算・超久しぶり
ひさしぶりに締め切りに追われる書類のない日々が戻ってきた.ので,やりかけのNMRの立体構造計算にとりくむことにする.まず問題点は,15N-edited noesyと13C-edited noesyにおけるpeakのシグナル位置のずれ.残基内NOEを自動的に発生するスクリプトを書いて,sparkyを立ち上げて,sparkyのpeak centre機能を使って微調整し,それをcyanaの*.protファイルに反映させる,という方法をとる.その後再計算を行い,アサインメントされない(おそらくノイズを多く含む)ピークを一時的に消去して,さらに再計算を行う.すると1st cycle target function 185,final taeget function 0.83, rmsd 0.88 というまずまずの結果がでた.なお午後は,阪大蛋白研のN先生の大学院生向きの講義があったので,それを聞きにいくことにした.いろいろ研究で煮詰まったら,バイオインフォマティクスの勉強をする,というのが個々最近のPiyotaのトレンドである.