可愛くて、おもしろいものです。
朝と夕べの2度、仏前に御飯を供え鈴をならす。朝は窓を開け放っていることが多く、外の塀のうえに朝の散歩に出た猫のフクがいる。鈴(リン)をならすと急いで塀の上を駆け、入口から鳴きながら走ってキッチンに行き、自分の御飯をさいそくするのだ。まるでリンの音が自分を呼んでいるとでも思うのか。「あっ、御飯だ!」と思うのでしょうかね。
梨の実やまず仏前に供えけり 青穹
仏供(ぶく)下ろしシャリと噛みける梨の実や
新生姜茎の薄紅葉の緑
新生姜味噌付けて食うすがしさや
秋光の黄を含めける蔵の壁
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