五輪前の男女サッカー国内最後のテスト・マッチ、キリン・チャレンジ・カップが東京・国立競技場で行われた。
なでしこジャパン対オーストラリア。なでしこ3-0で快勝。
前半25分、宮間PKを決める。前半終了間際、右サイドからの近賀のクロスを大儀見(旧姓永里)が決める。
後半13分、コーナー・キックからゴール前に出たボールを澤が決める。
男子、U23ジャパン対U23ニュージーランド。1-1で引き分け。
ゲームは終始日本チームの優位で展開。シュート数において圧倒するものの、しかしまったくゴールを割ることができない。なぜだろう? シュートが浮き気味になる。やや落ち着きがない(試合終了時、日本のシュート19
回。ニュージーランドのシュートはわずかに2回)。・・・と、私は見た。
後半戦で、最年少の杉本にメンバーチェンジして、彼が徳永からのアシストを決めて、ようやく1点先制。4分のアデッショナルタイムに入り、残り1分ほどとなってこのまま試合終了かと思った矢先、なんと自陣ゴール前でパスレシーブをミス。その受け損なったボールをニュージーランドが奪いすばやく押し込んで1点を挽回。呆然とするGK権田。そして試合終了。
なんということか。油断だろうか? 19年前のドーハの悲劇を思い出すような一幕。U23(23歳以下の意。五輪男子サッカーには年齢制限がある)の彼等は、ドーハの悲劇は知るまいが・・・杉本選手が生まれた年のはず・・・。この五輪日本チーム、国際試合経験者は一人もいないけれど、試合が完全に終了するまで、たとえ数秒であろうとも何が起るかわからない、良い教訓になったかもしれない。
オリンピックでの初戦の相手は、先日ヨーロッパ選手権の覇者となったスペイン。オリンピック開会式前日の対戦である。気を引き締めて勝ちに行け!
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Last updated
Jul 12, 2012 11:25:02 AM
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