FIFA、U-20女子サッカーW杯、準々決勝、因縁の対韓国戦(30日)。3−1でヤングなでしこが快勝した。
試合経過等についてこのブログに書かなかったが、私はこの大会のTV中継をずっと見続けてきた。昨日の準々決勝戦もそうであったが、ヤングなでしこ、つくづく「うまいなー」と感嘆する。攻撃的で、しかし守備もがっちりしている。ボール保持率が高く、ボール回しが的確。試合運びがクレバーなのだ。試合を重ねるたびに巧みになってゆく。すごいものです。
女子サッカー、むろん男子もですが、ますます楽しみになってきた。
話は変わる。
パラリンピックが開幕した。開会式は日本時間30日未明だったので、録画予約をして、その映像を見て楽しんだ。テーマはオリンピック同様に、シェイクスピア『テンペスト』に依り、ミランダの冒険の旅。ホーキング博士が登場し、その旅は知と想像力とによる宇宙的な壮大なイメージで展開した。いたるところに演出される空中飛行のパフォーマンスは、夢と同時に障害者をとりまく諸問題をいやおうなく考えさせられ、すぐれたものだった。
ところで、競技そのものをオリンピック同様にライブでTV中継を楽しもうと思ったのだが、NHKはじめ各局申し合わせたかのように全く放送していない。NHKがわずかに一度、再放送枠を小さくとっているだけだ。民放などはいまだにオリンピックのメダリストを取材してはしゃいでいる。それはもうニュースじゃないよね。メダリストを顕彰するということからも、すこしづつずれてきている。要するに放送局の程度の低さ、バカっぽさが前面に出てくる番組だ。
おかしいのじゃないかしらね。こういうう差別。NHKは特に、視聴率など気にせずに、国の代表として134人が参加しているパラリンピックをきっちり放送すべきでしょう。たしかノルウエーだったと記憶するが、同国ではきっちりライブ放送しているという。それが当たり前。障害者支援だなんだと口先で言っていても、肝心のところでは切り捨てる。まったく駄目な人たちだ、NHKは。
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