5日後にひかえたサッカーW杯アジア最終予選、日本対オーストラリア戦、ザック・ジャパンは勝つか引き分けるかで予選を突破、ブラジルへの切符を手にできる。
その戦いを占うかのように、今夜、雨の豊田スタジアムでキリン・チャレンジ・カップ、ザック・ジャパン対ブルガリの一戦が行われた。親善試合とは云え、ブルガリアは、W杯ヨーロッパ予選B組においてイタリアに付けて2位、強豪である。5日後に戦うオーストラリアよりむしろ強いとも言われているチーム。
ヨーロッパ・プレミアリーグに所属している日本選手、いわゆる海外組も招集され、豊田スタジアムには4万人強のサッカーファンが集結、午後7時20分、キックオフとなった。以下に、私のメモをもとにざっと試合経過を見て行く。
日本チームの先発メンバーは、キャプテン長谷部、ゴールキーパー川島、前田、香川、内田、駒野、吉田、今野、遠藤、乾、栗原。
前田のワントップ、スリーバックというフォーメーション。ザックジャパン御得意のフォーバックではないところが、「おや?」と首をかしげた。
【前半】
1:30 ブルガリアのミネフ、いきなりの負傷か。これによりブルガリアがFKを得る。マリノフがキック。ボールはゴール中央ねらいで飛び、途中で突然ぶれる。風の影響か。川島、パンチングするも見当が狂ったか対応しきれず先制の1点を許す。思いがけない展開。
5:00 ブルガリアCK。前田がクリア。
5:20 ブルガリアのデレフがシュート。ネットの上にそれる。
7:30 乾、左サイドからシュート。ネット外左へ。
10:45 遠藤CK。
11:30 前田シュート。キーパー、パンチング。
14:00 遠藤から前田へロングパス。通らないがCKを得る。遠藤K。
19:00 乾クロスがシュート気味にネット上に。
21:00 ブルガリアのミネフ、左ミドルからシュート。川島はね返す。
23:00 遠藤スルーパス。乾シュート。ネットを揺らすが、オフサイド。
26:00 香川流して乾へ、乾から駒野へ。駒野シュート。キーパー阻止。
29:30 ブルガリアCK。日本クリアしてボールはミドルへ。ブルガリア、シュート。川島、阻止。
30:00 香川シュート。クリアされて日本CK。
32:00 香川、左サイドからクロスを入れる。ブルガリア・キーパー、パンチング。
39:00 ブルガリア、ミラノフout,アレクサンドロフin。
43:00 ブルガリアCK。ゴール前でイワニフがヘッドで受けるが、ボールは流れる。
(アディッショナル1分)
45:40 ブルガリアのセットプレー。日本しのぐ。
46:00 ブルガリアCK。
後半戦、日本チームは4人のメンバー交替。駒野、吉田、内田、前田に替わって長友、ハーフナーマイク、清武、酒井(宏)が入る。
この試合、メンバー交替枠は6人。
【後半】
5:25 ブルガリアCK。川島キャッチ。
9:30 清武シュート。はずれる。
10:00 ブルガリア、メンバー交替。
11:00 ディアコフ、長谷部を背後から膝裏を蹴って倒し、イエローカード。
12:30 ブルガリア、ミドルからヘディングシュート。川島、胸で受け、はねかえるが、危ういところでクリア。
13:30 ブルガリア、メンバー交替。
14:00 日本CK。
16:00 清武から香川へ。香川シュート。デフェンスにはばまれる。
18:00 ブルガリア、ドリブルでゴールに走り込んでゆく。清武、すべりこんでボールをピッチ外へ押し出す。
19:00 ブルガリア、メンバー交替。
21:00 ブルガリアCK。長谷部、ヘッドでクリア。
21:30 長谷部のクロスを乾ヘッドで受けるも、ボールは流れる。
23:00 乾out,中村(憲)in。
24:00 長谷部にイエローカード。
24:30 ブルガリアのフリーキックを長谷部ヘッドで受けるが、ボールは川島を擦り抜けてオウン・ゴール。1点を失う。
30:00 右サイドからのクロスをハーフナーマイクがヘッドでシュート。ネットの上に。
32:00 マルフ、香川を倒してイエローカード。
32:30 遠藤FK。わずかに逸れる。
33:00 ブルガリア、メンバー交替。6人使い切る。
34:00 長谷部out,細貝in。
38:00 細貝にイエローカード。
45:00 日本CK。ハーフナーマイク、ヘッドで受けるが、ボールはネット上に。
(アディッショナル4分)
46:00 中村、強烈シュート。ネット左へ逸れる。
47:00 日本CK。
48:00 日本CK。長友が走り込み、攻守もつれあうなかでソフトシュート。ネット右にゴールするも、オフサイド。
試合終了。0−2で、日本敗れる!
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