今日も暇ナシ。
ゆうべは飲み会。飲める人間がほとんどいない状態なので不完全燃焼。しかも、一番飲んでいるオレを字引き代わりにするのも納得がいかん。近所の遺跡の話だの、五島の鬼岳の話だの、倭寇の話だの、ナイトスクープの話だのをする。後は、桜のお話を。桜が散った後に花見をしようかとかを話しているうちに、「桜餅」の話題になる。そこで、大阪出身のHさんが、「関西と関東では桜餅が違う」という話になり、「何故か?」というところで詰まってしまった。もち米のような食感のものと、桜の葉を3枚くるんだ八つ橋のようなもの。九州ではその両方ともが「桜餅」だと思うのだが・・。
悔しいので今のうちに調べてみると、関東では長命寺、関西では道明寺というのが有名らしい。長命寺は、江戸で享保年間に作られたクレープ状の桜餅。今でも営業を続けている「山本や」というお店が元祖ということになるそうな。道明寺は、大阪の藤井寺にある道明寺がルーツ。「道明寺」とだけあって、桜餅とすら表記していないヤツあるな。道明寺粉というのは、聞いたことがあったが、正確には「餅米を一度蒸したあと乾燥させ,それを粗挽きしたもの」のことらしい。要は戦国時代の兵糧用の保存食といった感じかな。そういえば、チャングムでも「糒(ほしいい)」を食っていたな。この辺はどういう経路でそうなったのか・・。
道明寺は、明治時代の神仏分離で、道明寺天満宮から移設されたので、実際の寺に行ってみても、道明寺の桜餅を扱っている和菓子屋に当たらないらしい。それでも道明寺の方が、なんとなく長命寺よりもインパクトがあって、美味く感じる。しかし、九州にいると実感のない文化圏の差だねぇ。
参照:
東京紅團 「桜餅を歩く」
キッズキャンパス 研究教育ニュース
メールマガジン とっとり雑学本舗
麦茶ん!のページ - お菓子研究室 - 桜餅を考える
NIKKEI NET 食べ物日本地図
ああ、サルの訪印についてとか、サメの軍事転用、中国の国防費増、ブジオ!での、熊倉一雄さんが実に面白かった話等々いろいろあるけど、時間切れ。
今日はこの辺で。